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PowerShot Pro90IS

PowerShot Pro90IS

2001年01月30日 02時33分更新

文● 行正

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PowerShot Pro90IS

キヤノン販売

16万円

キヤノン販売の「PowerShot Pro90IS」は、光学式手ぶれ補正内蔵の10倍ズームレンズを搭載した260万画素デジタルカメラだ。PowerShot Pro90ISのISは、Image Stabilizerつまり手ぶれ補正機能を意味する。キヤノンが開発した光学式手ぶれ補正機能は、レンズの鏡胴内に専用設計の凹レンズと加速度センサを備え、手ぶれによる加速度を検出し、それに合わせて凹レンズを動かすことで光軸をずらし、ぶれを打ち消す方向にCCD面の像を屈折させるしくみだ。DVビデオカメラの多くに搭載されている電子的手ぶれ補正機能(CCD面から画像を読み出す際に、ソフトウェアでずらす方法)に比べて構造的には複雑になるが、CCDの解像度をフルに利用できるという利点がある。同様の機能を搭載す製品には、DVビデオカメラとしてはキヤノンの「PV1」などがあるほか、デジタルスチルカメラとしてもオリンパスの「E-100RS」がすでに発売されている。

手ぶれ補正+10倍ズーム+334万画素のフルスペック

 製品仕様などはニュースとしてすでに紹介しているので参照していただくとして、カメラとしての主な機能は発売中の「PowerShot G1」とほぼ同じと考えて良いだろう。G1が光学3倍ズーム、90ISが光学10倍ズームという違いはあるものの、基本機能や各種のモードなど、G1と非常に良く似ている。撮像素子も334万画素1/1.8インチCCDでG1と同じだが、Pro90ISでは光学系の違いにより周辺の画素を使っていないため、記録画像は最高1856×1392ドットの260万画素相当となっている。

大型の光学系を搭載するデジタルカメラに多く見られるL字フォルム。上からみると太い鏡胴となっていることがわかる。

 本体はL字型のボディを採用し、富士フイルムの「FinePix 4800Z」やオリンパスの「CAMEDIA E-100RS」のようなホールド性を持つ。本体左側面にメインスイッチや撮影モードダイヤルが集中し、背面には液晶モニタと十字ボタン、各種スイッチ類が配置されている。G1では光学ファインダが搭載されているが、Pro90ISでは液晶ビューファインダとなっている。これは、光学ファインダでは手ブレ補正の効果を確認できないためだが、ビューファインダを見ながらでも撮影モードや露出の補正を画面上のメニューで変更できるのは便利だ。なお、同様に液晶モニタと液晶ビューファインダを搭載するデジタルカメラとしては富士フイルムの「FinePix 4900Z」があるが、液晶ビューファインダ/液晶モニタの切り替えを4900Zはボタンで行うのに対し、Pro90ISは液晶モニタを開くと自動で液晶モニタ側がONになり、閉じると液晶ビューファインダが点灯する。液晶モニタは開いたのちに上下方向270度回転してハイ/ローアングルで使えるほか、液晶面を表にして閉じることもできるG1と同じ「バリアングル」タイプで、背面固定の4900Zに比べると非常に使いやすい。

可変アングルの液晶モニタはG1とほぼ同じ構造を採用し、撮影時にはハイ/ローアングルともに使いやすい。
グリップ内に充電池とCFカードを収納する。G1やEOS D30、キヤノン製DVカメラと同じタイプのバッテリパックなので入手も容易だ。

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