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ATOK14

ATOK14

2001年01月11日 00時35分更新

文● 遠藤

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便利な「お気に入り文書入力機能」

ATOKのメニューから「お気に入り文書」を選択して表示されるメニューから、定型文を選ぶと、編集中のアプリに挿入される。

 今回からの新機能として、よく使う定型文を登録しておき、簡単に入力できる「お気に入り文書入力機能」が搭載された。メールの署名や、ビジネス文書での所属、名前、電話番号といった情報をそれぞれひとまとめにして複数登録しておき、利用する場面に合わせてサッと切り替えて素早く入力できるという便利な機能だ。



「お気に入り文書ボックス」で文書別にグループ分けを行ったり、文書の新規作成、登録済みの文書の編集ができる。

 「お気に入り文書」として登録する文書はグループ分けが可能で、そのグループもカスタマイズできる。「お気に入り文書」メニューから「お気に入り文書ボックス」を選択すると、文書の登録や編集、削除が行える。



太字になっている文字は、「設定」から選んだもの。日付や時刻には12月27日、27/12、2000/12/27など様々なタイプが用意されている。

 登録文書の作成ダイアログボックスでは、右端の「日付」「時刻」ボタンでお気に入り文書使用時の時刻や日付が簡単に入力でき、「設定」ボタンからは「よく使う項目」に事前に登録しておくことで、入力の手間が省けるようになっている。



「よく使う項目」は、「お気に入り文書ボックス」のメニューから「オプション」-「特殊設定」を選んで編集できる。使い始める前にウィザード形式で標準で登録されている4種類の項目を入力できる。

 IMEの機能なので、アプリに関係なくいつでも定型文章が手軽に挿入できるのは便利だ。ただ、いちいちATOKメニューを開いて、そこから呼び出すという方法では一発で呼び出すという感覚でもなく、「Shift+Ctrl+F11」の3キー同時押しのショートカットキーも慣れないユーザーにはちょっと難しい。ATOKパレットを邪魔だと思わない人なら、そこに「お気に入り文書メニュー」アイコンを登録しておくと簡単に利用できて便利だろう。



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