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日本ビクター、ハイビジョン対応の334万画素デジカメを発表

2000年09月19日 18時11分更新

文● 編集部

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日本ビクター(株)は18日、334万画素CCDを搭載したデジタルカメラ『GC-X3』(愛称は“PIXSTAR”、“ピクスター”)を発表した。価格は12万5000円で、10月上旬に販売を開始する。

『GC-X3』

『GC-X3』は、2.3倍のズームレンズと334万画素CCDを搭載したデジタルカメラ。記録メディアにスマートメディア(4~64MB)を採用し、画像ファイル形式はJPEGと非圧縮TIFF。画像サイズとして2032×1536ピクセル、1024×768ピクセル、640×480ピクセルの3種類を、撮影モードとして“非圧縮”、“ファイン”、“スタンダード”の3種類を選べる。16MBのスマートメディアと1024×768ピクセル時の記録枚数は、非圧縮で6枚、ファインで64枚、スタンダードで86枚。静止画のほか、最大20秒の音声付き動画も撮影でき、160×120ピクセルの動画を同社独自のJMM形式で記録できる。

焦点距離は7.5~17.5mm(35mm換算37~86mm)。撮影可能範囲は通常50cm以上であるが、“スーパーマクロモード”により2~50cmのマクロ撮影も可能。付属の専用アダプターを装着した“フィルムコピーモード”では、35mmのネガフィルムやポジフィルム、紙焼き写真などをマクロ撮影し、デジタル画像に変換できるという。また、2.3倍の光学ズームレンズと、1024×768ピクセル時で2倍、640×480ピクセル時で3.2倍(2倍も選択可能)のデジタルズームを搭載。フォーカスは、オートフォーカスのほか、マニュアルにも対応。絞り(F値)はF2.8~3.8。露出制御は、プログラムAEと絞り優先AEを選択可能で、露出補正は+/-2EVまで、0.5EVステップで行なえる。撮影感度は、ISO80、160、320相当で切り替えできる。シャッタースピードは、プログラムAE時1/750~1/8秒、絞り優先AE時1/750~2秒。ホワイトバランスは、オートのほか、マニュアルで“晴れ”、“くもり”、“ハロゲン”、“ワンタッチ”、“夜景”の5種類を選べる。

出力端子として、USB端子、ビデオ端子、HD端子、専用プリンター端子を装備。HD端子により、撮影画像をハイビジョンテレビに表示可能。また、専用プリンター『GV-SP2』に接続できる専用プリンター端子を持つため、パソコンを経由しないで、撮影画像を直接印刷できるという。そのほか、パソコンに撮影画像を転送するために、Windows 98/2000用と、iMac、iBook、PowerMac G3/G4、PowerBook G3用のUSBドライバーを添付する。バッテリーは専用リチウムイオン充電池で、充電用のACアダプターが付属。本体サイズは幅111×奥行き59×高さ67mm。本体重量は約320g。

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