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キヤノン、PS3搭載のA3カラーレーザープリンターを発売

2000年09月06日 20時01分更新

文● 編集部

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キヤノン(株)は5日、PostScript 3搭載のA3判カラーレーザープリンター『キヤノン カラーレーザショット LBP-2260PS II』を9月末に発売すると発表した。価格は79万8000円。

『キヤノン カラーレーザショット LBP-2260PS II』

『キヤノン カラーレーザショット LBP-2260PS II』は、カラーサーバーメーカーの米国Electronics for Imaging社のコントローラーを搭載した『カラーレーザショットシリーズ』の最上位機種で、'99年5月に発売した『カラーレーザショット LBP-2260PS』の後継機。ページ記述言語にはPostScript 3を採用する。画質面では、独自の“オイルレス定着エンジン”とマイクロカプセル構造をもった“S(Spherical:真球状)トナー”により、従来のカラープリントに特有のギラつきや粒状感を抑えたという。また“CSST(Color Super Smoothing Technology)”により、文字やグラフなどの細かい曲線を滑らかに印字できるとしている。

印刷速度の面では、A4の場合、フルカラーで毎分6枚、モノクロで毎分24枚のエンジンを採用するとともに、64bit RISCプロセッサーと、3つの専用コプロセッサー(RipChips)の採用により、データ処理の高速化を実現したという。そのほか、プリントアウト中に次のデータ処理を開始する“RIP-While-Print”機能を搭載する。ネットワークインターフェースには100BASE-TX/10BASE-Tを標準装備する。基本仕様は、プリント方式が半導体レーザ+乾式電子写真方式で、定着方式はオゾンレス・ローラ定着方式。最大用紙サイズはA3。データ処理解像度は600dpi、プリント解像度は9600dpi相当×600dpi。電源がAC100Vで、消費電力は最大1030W以下。サイズは幅566×奥行685×高さ752mmで、重さは84.2kg。

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