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ローランド、iMac/G3対応のDTM製品発売

1999年02月24日 00時00分更新

文● 報道局 原武士

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 ローランド(株)は、『iMAC』や『Power Macintosh G3』(以下 New G3)に完全対応する“On Mac”DTM(DeskTop Music)製品として、ソフトウェア2製品などを発売した。

シーケンスソフト『Cakewalk Metro4日本語版』

 『Cakewalk Metro4日本語版』*1は、MIDIとオーディオデータの編集、同期再生をサポートするシーケンスソフト。99トラック中、最大64トラックにオーディオ録音できる。基本部分となるエディター画面では、“ノート・イベント”や“ピッチ・ベンド”、“コントロール・チェンジ”、オーディオ波形といったデータを表示する場合、新たにウィンドーを開くことなくひとつのウィンドー内でフレーム分割して表示し、一覧性を高めている。

 MIDI楽器からの入力のほか、譜面に音符を貼り付けていく譜面エディター、MIDIの細かいコントロールのできるコントロールエディター、譜面印刷機能など基本的な機能は全て備えている。対応OSはMac OS 7.6.1以上、PowerPC搭載のMacintoshシリーズに対応する。価格は3万6000円で、発売は25日。

『Cakewalk Overture2日本語版』(左)と『Cakewalk Metro4日本語版』(右)
『Cakewalk Overture2日本語版』(左)と『Cakewalk Metro4日本語版』(右)



楽譜作成ソフト『Cakewalk Overture2日本語版』

 『Cakewalk Overture2日本語版』*1は、楽譜作成ソフトウェア。SMF形式のファイルや、MIDI楽器からのリアルタイム入力による楽譜作成が可能。ギター用のTAB譜も作成できる。作成した楽譜は画像ファイル(EPS形式)での保存もでき、そのまま印刷所にデータを持ち込み、オリジナルの楽譜集を作成することもできる。MIDI再生機能もあり、シーケンスソフトとしても利用できる。楽譜内に追加した強弱記号やくり返し記号を曲に反映させて演奏でき、作成した譜面の確認もできる。WindowsとMacintoshのハイブリッド版で提供され、対応OSは漢字Talk 7.5.1以降、Windows 95/98。価格は4万8000円で、発売は25日。

(*1) Cakewalkは英語版の開発元である米Twelve Tone Systems社の登録商標

マルチポートMIDI『S-MPU64』がiMacに対応

 同社では、USB接続のマルチポートMIDIプロセッシングユニット『S-MPU64』(2万7000円)向けに、iMACで利用できるようにするドライバーを開発し配布を開始した。S-MPU64は4系統の独立したMIDI入出力をもつマルチポートMIDIプロセッシングユニット。1台で64チャンネルの同時コントロールができる。電源はUSBポートから供給されるため外部電源は不要。ドライバーは同社のウェブサイトからダウンロードできる。

『S-MPU64』
『S-MPU64』



『S-MPU64』が新型PowerMac G3に接続されている
『S-MPU64』が新型PowerMac G3に接続されている



シンセサイザーモジュール『JV-1010』

 『JV-1010』は64ボイスのシンセサイザーモジュール。同社のシンセサイザー『JV-2080/1080』と同等のサウンドを再生できる。同時発音数は16チャンネルで64音。また、内蔵エフェクト“EFX”によるサウンド加工も可能。2080/1080などで利用される拡張音色カード『SR-JV80』シリーズ(全15種、各2万5000円)を1枚内蔵でき、好みに合わせて音色を追加・カスタマイズできる。価格は5万4800円(予定)で、発売は4月末を予定している。



 DTM製品ユーザーの間に、iMACやNew G3ではDTM製品の多くが動作しないという不満がある。その理由として、ハード面でいえば、「シリアルポートなどのインターフェースの削除に伴い物理的に接続できない」、ソフト面でいえば、「USB接続のフロッピードライブからソフトをインストールしようとした場合に、ソフトの違法コピーをチェックするプログラムが誤作動し、インストールできない」というものが挙げられる。今後、同社ではこれらの不満を解決するために、iMac/New G3へ対応する製品やドライバーソフトの開発に注力するという。

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