セイコーエプソン(株)は10日、東京の新高輪プリンスホテルで、プライベートショー『EPSON
Business Solution Fair'98』を開催した。
これは、セイコーエプソンの製品および同社のパートナー企業の製品を展示、紹介するもの。会場には、エプソンブースのほか、(株)アイ・オー・データ機器、富士通ミドルウェア(株)などのソフトウェアベンダーや、(株)大塚商会、(株)東芝などのディーラーなど80社以上の企業が出展し、製品の展示やデモンストレーションを実施していた。
会場内のセイコーエプソンブース・メインステージ |
オープニングセレモニーでは、エプソン販売(株)の降旗國臣社長らが列席。テープカットで開幕を告げた。
降旗社長(左から3人目)を中央に、花やかにテープカットが行なわれた |
降旗社長は「エプソンでは“カラーイメージング”をコンセプトに製品開発に力を入れてきた。今回の展示では、デジタルカメラ、プリンターなどエプソンの製品のほか、80社以上のパートナー企業の製品も展示されている。パートナー企業と、今回のようなイベントを開催することは、長年の希望だった。それが実現でき、非常に満足している。今後さらにパートナー企業との連携を強化していきたい」とコメントした。
エプソン販売(株)の降旗國臣社長 |
また、パートナー企業の代表として挨拶した(株)大塚商会の大塚裕司副社長は、「セイコーエプソンとは'78年ごろからの付き合いで、いいパートナーシップを保ってきた。当時は生真面目だが、やや地味なイメージを持っていた。しかし近年、“カラーイメージング”の言葉どおり、“カラー”といえばエプソンを連想するように、私の中のイメージが変わった。ディーラーとしてエプソンの製品を販売する立場としては、今回のイベントを非常に重要なものと捉えている。エプソンが開発した製品に、命を吹き込むのがわれわれの使命と考えている」と語った。
(株)大塚商会の大塚裕司副社長 |
会場では、基調講演や各種セミナーで構成する“エプソンビジネスフォーラム”が同時開催されていた。