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エプソン、GPSユニットを内蔵した小型携帯情報端末『Locatio』と、位置情報サービスの拡充を発表

1999年10月28日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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セイコーエプソン(株)とエプソン販売(株)は、GPSユニットを内蔵した小型携帯情報端末『Locatio(ロカティオ)』の新製品『Locatio-M』、『Locatio-S』を11月18日に発売する。価格は、デジタルカメラを標準装備したLocatio-Mモデルが7万9800円、デジタルカメラのないLocatio-Sモデルが6万9800円。

デジタルカメラ搭載モデルの『Locatio-M』(左)と『Locatio-S』(右)
デジタルカメラ搭載モデルの『Locatio-M』(左)と『Locatio-S』(右)



位置情報表示、コンテンツ検索が可能

Locatioは、GPSを利用して自分の現在位置を取得し、画面の地図上に表示できるというPDA。位置関連情報を提供する会員制インターネットサービス“i-Point network”に用意された“DGPS(ディファレンシャルGPS)サービス”を利用して、GPSの誤差を補正し、より正確な位置情報を得ることも可能だ。室内や地下など、GPS衛星を捕捉できない場合でも、PHS基地局からの位置情報サービスを利用して、おおよその位置を取得できる。また、i-Point networkの“コンテンツ検索サービス”を利用して、5万5000件のデータの中からレストランやホテル等の情報を検索することも可能となっている。

日本全国各地の地図データも収録しており、日本地図や鉄道路線図、電話番号などから詳細地図を呼び出せるほか、緯度経度を入力するとそのポイント周辺の地図を表示できる機能も搭載する。

PIM機能も装備

テキストを入力したり、やデジタルカメラで撮影した画像や位置情報を貼り付けたりできる“メモ機能”。作成したメモを添付ファイルとしてメール送信できる“メール機能”。スケジューラーやアドレスブックなどのPIM機能も用意されている。

また、Locatioから送られてきた添付ファイルを、パソコンの画面上でLocatioで作成したレイアウトのまま表示できる専用ビューワーを、i-Point networkで無償配布する。

今回のモデルでは、既存モデルの『Locatio-COM』がPHS機能を標準装備しているのに対し、PHS機能を備えていない。同社は「最近は、PHSや携帯電話を既に持っているユーザーがほとんど。手持ちのPHSや携帯電話を利用してもらう分、価格を安くした」としている。

ニッケル水素バッテリーを採用したことで、Mモデルで約17時間、Sモデルで約16時間の連続利用が可能。Sモデルは単3アルカリ乾電池×2本で約18時間使用できる。表示画面には、3.5型のカラー半透過型液晶を採用、夜の屋外でも利用できるよう、液晶画面にバックライトを搭載。コンパクトフラッシュ用のカードスロット×2を装備する。

i-Point networkのサービスも拡充

両社はLocatioの発売に伴い、i-Point networkのサービスを拡充、11月18日から新サービスを開始する。

電話番号や郵便番号、住所から任意の場所を検索/地図表示できる“ピンポイントサーチ”、複数の位置情報を登録し、共有化できる“位置情報ブックマーク”、ウェブ上で検索した結果をサーバーに保存、ダウンロードできる“Myインデックス”、生年月日や性別から、その日の開運方位を提示する占いページ“開運の道標”といったメニューが追加される。

さらに、これまで会員のみが利用可能だった位置情報コミュニティ“めもちず”のオープン化や、ホームページ開設サービス“メールDEホームページ”の機能強化も行なわれるという。

表示できる地図は、広域地図、中域地図、詳細地図の3種類となる。既存の全国14ヵ所のPIAFSアクセスポイントを64kbpsに対応させたほか、新たな64kbps対応アクセスポイントを11ヵ所追加する。NTTドコモの“PIASネット”もサポートする。

料金コースには、月額3000円で10時間利用可能な“わいわい10時間コース”、月額300円でDGPS/TTFI(Time To First Initialize)/PHS位置情報取得サービスのみ利用可能な“ディファレンシャルコース”を新設する。

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