日清食品(株)は本日、『日清カップヌードル
スケルトン』を発売した。透明な容器を採用し、お湯を入れた後の麺や具が復元する様子を見て楽しめるというコンセプトで開発されたもの。なかみは『カップヌードル』と同じで、味は醤油味。おめでたく紅白に塗られた外箱に収められ、“カップヌードルの秘密”と書かれた側面左右のツマミをひっぱると、透明容器に詰まった麺と具が見える。1食180円。関東/中部/近畿地区のコンビニエンスストアで100万個の限定販売となる。
観音開き |
日清は'58年8月25日、世界初の袋入り即席ラーメン『チキンラーメン』を発売した。この日を記念し、同社は“ラーメン記念日”として制定している。一方、即席カップめんの第1号であるカップヌードルを発表したのは'71年9月のこと。2001年に30歳を迎える“20世紀の発明品”カップヌードルは、世のスケルトンブームとあいまって、今世紀最後の誕生日にその裸身を晒すこととなった。
試食
透明容器を採用したことにより、麺をカップにつっぱらせて中吊りにすることで互いの強度を増強するという“中空保持構造”や、カップ上部の麺の密度を高く、下部の密度を低くすることで熱湯の浸透を均等にする“麺塊構造”がよくわかる*。*同社は容器付スナック麺の製造法について特許出願を行なっている。現在、この特許は期限が切れているという
ascii24編集部では、さっそくカップヌードル スケルトンを取り寄せ試食してみた。
麺が伸びていく様がわかる |
この限定商品を完食した板橋区の小林さんにその感想を聞いたところ、「食べ残しが汚く見えるかと思ったけど、容器の内側がツルツルに表面処理されているんでサラサラ流し込めました。難点はというと、容器の熱伝導率でしょうか。僕は手の皮が薄いので、ちょっと熱く感じました」という。
編集部が入手した情報によると、一部地域のコンビニでは商品の配達が遅れ、入荷が午後になったも店もあるとか。秋の夜長に『iMac』や『e-one』などの横で、スケルトンの夜食などいかがだろうか?
366kcal |