3月18日~22日(一般公開21、22日)、東京ビッグサイトの東1~6ホールを使い、(社)日本玩具国際見本市協会主催による、“'98東京おもちゃショー”が開催されている。3月18日~20日は業者向けの商談日、21、22日が一般公開日となっている。
● (株)エポック社
(株)エポック社では、携帯LCDゲームが新発売。CMでも人気のペプシマンが主役のゲーム『PEPSIMAN
Power-GYM』が6月発売予定。価格は2480円で、ペプシマンをトレーニングして育てるゲーム。また、『GAME
WALK』は、万歩計付きのゲームで、ユーザーが主人公になり、日本全国を歩いてまわり、55ヵ所の名物のお菓子を集めるというゲーム。こちらも6月発売予定で、価格は2480円。全国をまわるには約2ヵ月かかるという。
● (株)タカラ
(株)タカラでは、『バーチャルスポーツシリーズ』として、すでに発売中の体感フィッシングゲーム『バーチャルマスターズ』(4800円)、4月23日発売の『バーチャルゴルフ』(5800円)、7月発売の『バーチャルベースボール』(4800円)を展示。ブースでは同社のバーチャルスポーツ企画担当の竹内オサム氏や、メディアガールズが実演していた。
小学生の間で人気のヨーヨーに負けず、評判を呼びそうなのが『デジケン』。その名のとおりIC搭載の“デジタルなけんだま”。かたちは普通のけんだまと同じだが、スケルトンで、光と音が出る。玉を乗せる場所が光り、光った場所に玉を乗せて技を競う。7月発売予定で、価格は1300円、色はスケルトンの白、黒、黄色の3色。
また、リカちゃん人形をバーチャルで楽しむCD-ROM『リカちゃんとあそぼ』のデモも行なっていた。同ソフトはWindows3.1/95対応で、価格は3800円。4月発売。リカちゃんハウスでのごっこ遊び、着せ替え、コンビニでのお買物、なかよし病院での健康診断などが楽しめ、各場面を壁紙として設定できるほか、モノクロプリントでオリジナルのぬりえをプリントアウトすることができる。
http://www.takaratoys.co.jp/
● (株)トミー
(株)トミーでは、新聞などでも報道されていた、ストロボ付き小型インスタントカメラ『xiao(シャオ)』を展示。実際に写真を撮ってもらうこともできた。4月下旬発売で、電池とフィルム12枚が付属して価格は3300円、フィルム単品(12枚)1150円。写真サイズはプリクラサイズで、もろ女子高生を意識した商品になっている。おもちゃ売り場や雑貨売り場、コンビニなどで販売する予定で、秋にはカメラ店などでも販売するという。
もちろんポケモングッズも続々と新製品が発売される。文具から歯ブラシ、入浴剤、浮き輪まで勢揃いする予定。特にお腹を押すとしゃべるキーホルダー『ちっちゃくなった!おしゃべりピカチュウ』(5月22日発売、価格1500円)は、会場でも大人気だった。
http://www.dirus.com/TOMY/welcome.htm
● (株)バンダイ
(株)バンダイのブースでは、『ハイパーヨーヨー』の新作、6月発売予定の光るヨーヨー『ハイパーミラージュ』(3980円)、蜂の羽音に似た音が出る『ハイパーワスプ』(5000円)などを展示。ヨーヨー周辺商品も豊富で、Tシャツやバッグ、ヨーヨーを入れて首から下げる『ネックキャリー』(780円)など、ヨーヨーをファッションとして楽しむ製品にも力を入れているようだ。
携帯ゲームも健在で『たまごっち』の関連新製品が多数登場。中村玉緒のマネージャーになって大女優に育てる『玉緒っち』(4月下旬発売、1980円)や、ドラえもんがキャラクターの『ドラえもんっち』(6月下旬発売、1980円)などを発売する。
また、音だけのゲーム『SOUND ONLY GAMEオトゲー』は、音だけで敵の移動をイメージするシューティングゲーム。本体は携帯ラジオのようなかたち。発売日は未定で価格は3500円の予定。新しい携帯ゲームのひとつになりそうだ。
バーチャルな釣りゲームだけじゃ物足りない人は、ぜひこの製品を、というのが『HANDY
WATCHER(ハンディウォッチャー)』(仮称)。ゲームボーイにセットする携帯魚群探知機なのだ。7月発売で、価格は1万4800円。超音波センサー(200MHz)を水に浮かせるだけで、水深、地形、魚影などをモニターに表示する。海水、淡水両用タイプで水深約20mまで探知可能だという。
http://www.bandai.co.jp/
(報道局 庄田恵美)