(株)ジャストシステムは、一太郎Ark for Java(以下一太郎Ark)に関する情報を知らせる同社の無料メールマガジン「Ark通信」誌上において、9月8日よりLinuxに正式対応した新パッケージを発売すると発表した。
Linuxに正式対応した一太郎Arkの画面写真。フォントの変更や表作成など、ひととおりの機能は備えている |
バージョンが1.1になっているのがわかる |
一太郎Arkは100%Javaで作られたXHTML対応のワープロソフト。マルチプラットフォーム対応で、今回の新パッケージよりWindows 95/98、Windows NT Workstation 4.0日本語版、SPARC版Solaris 7/2.6/2.5.1、そしてLinuxと、4つのOS上で動作することになる。ソースコードが公開されているため、開発者が「一太郎Arkデベロッパーライセンス」の下、自由に機能拡張用のプラグインを作成できるのも特徴のひとつだ。
新パッケージにはJRE(Java Runtime Environment)やLinux用インストーラが同梱される。また標準添付されているプラグインが更新されると同時に、
- 表のセル結合でレイアウトが崩れる
- Alt+文字キーとの組み合わせ入力で、本文に文字が入力されてしまう
など、従来あったいくつかの不具合が修正されている。