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T教授の「戦略的衝動買い」 第19回

グーグル工作員必携?怪しさ抜群のカメラサングラス

2008年09月03日 16時31分更新

文● T教授

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カメラサングラス

「カメラサングラス」130万画素のカメラとMP3プレーヤー機能を搭載したサングラス。内蔵メモリーは2GB

 ありがたいのか迷惑なのか、識者ではない筆者などにはその善悪を判断しづらいが、巷ではグーグルの「ストリートビュー」が大人気だ(関連記事)。筆者のマンションも大きく拡大するとベランダに怪しい人影があり、あれはいったい誰だ……としばらく話題になった。中途半端にぼかして修正するのは疑惑の元になる危険性が高い。

 最近では、多くの人が写真を撮られることに敏感のようだ。大学の授業で取材写真を撮る際にもピリピリとしたものを感じることがある。その一方で、衛星から絨毯爆撃的に撮影することや、クルマで街を練り歩きすべてを撮影することが、グーグルによって平然と行なわれている。このギャップに戸惑う非識者は多いだろう。

 そんな時代に、ただサングラスをかけて、視線の先にあるモノを指先に握ったリモコンスイッチの操作だけで撮影できてしまうウルトラグッズが存在する。「カメラサングラス」とまんまの名付けをされた商品は、サングラス+MP3プレーヤーの「オークリー・デジタルミュージック・アイウエア」にデジカメ機能をハイブリッドしたと言えば分かりやすいだろう。最近は死語に近づいていた「ウェアラブル」の再来だ。


「戦略的衝動買い」とは?


 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。

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