わが家のパソコンディスプレーはテレビです
狭い部屋にブラウン管テレビとCRTディスプレーという、似たようなデカブツが並んで置いてあることに不条理を感じたことはないだろうか?
筆者の場合、薄型テレビを購入したのを機に思い切って両方とも手放した。パソコンをテレビに繋なげれば(CRTがなくなる分の)スペースの節約になる、と考えたからだ。それを実践して約1年になるが、思った以上に便利だ。パソコンの画面をテレビに表示するだけの単純なことだが、その使い道は意外と奥深い。
例えば、テレビを見ていて「微妙に」素敵な商品を紹介していたとする。鼻血がふき出るほど素敵な商品なら、パソコンが別の場所にあったとしてもすぐにウェブ検索に走るだろうが、微妙な場合は「あとで調べればいいや」という気分になり、結果的に忘れてしまうのが世の常だ。
しかし、パソコンがテレビに繋がっていれば、ウェブブラウザーですぐに検索できる。最近はウェブブラウザーを搭載するテレビもあるが、表示などがやや遅い。サクサク感はパソコンのほうが上だ。
さらに、テレビの2画面表示機能、またはピクチャー・イン・ピクチャー機能を使えば、テレビ番組を見ながらパソコンの画面を表示することも可能。これに気が付いて以降、わが家のパソコンの稼働率が急激に上がった。
もちろん、ウェブブラウズだけではない。動画だって小さいディスプレーで見るよりも、大画面で見た方が想像する以上に迫力がある。たとえそれがYouTubeの小さい解像度の動画だったとしても、「これ大画面で見たら荒いよな~」と分かっていても、実際に見てみると感動も、興奮も数倍高まるのだから不思議である。
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