Mini-ITXやNano-ITXよりさらに小さいPico-ITXフォームファクタのVIA製マザーボードに新モデル「EPIA PX5000EG」が登場、今日から販売がスタートしている。
「EPIA PX5000EG」は、すでに発売中のPico-ITXマザー「EPIA PX10000G」のCPU違いとなる製品。採用CPUは、今回が初登場となる「VIA Eden ULV 500MHz」。主なスペックは製造プロセス90nm、FSB400MHz、そしてTDPは驚異の1WというCPUだ。
ちなみにPico-ITXは、17cm×17cmの「Mini-ITX」、12cm×12cmの「Nano-ITX」よりさらに小さい10cm×7.2cmとなる超小型マザーボードの規格。大きさは完全に「手のひらサイズ」と言って差支えはないものだ。
CPU以外のスペックは「EPIA PX10000G」と同じ。チップセットに「VX700」を採用するほか、裏面にはDDR2 SO-DIMMスロットを1本装備(DDR2-533、1GBまで)し、UltraDMA133/100/66とSerial ATAは各1搭載。また、I/O部に用意されるのは「VIA/VT6106S」による100/10Base-TXイーサネット1ポートとチップセット内蔵の機能によるVGA出力のみという構成。ただ「EPIA PX10000G」と異なり、「EPIA PX5000EG」ではヒートシンク部はファンレスとなる。
その他、付属品としてDVI出力ケーブルやUSB(4ポート)ケーブル、PS/2ケーブル、電源変換ケーブル、ドライバCDなどが同梱する。価格はアークで3万1980円、オリオスペックで3万2800円となるほか、価格未定ながらテクノハウス東映でも入荷を確認している。