(株)ナレッジパークは、国内最大級の女子大生ポータルサイト「CampusPark」(キャンパスパーク)の運営や、雑誌「Tiara Girl」(ティアラガール)の発行などで知られる企業だ。
Tiara Girlに掲載されているモデルの90%以上が同社に所属。2600名の在籍モデルの中には「JJ」や「CanCam」といった「赤文字系」ファッション誌にたびたび登場する人気モデルもいる。学生やOLなどを本業を持つ彼女たちは、「専属モデル」に対して「読者モデル」と呼ばれる。彼女たちは18~25歳とF1層の中でも若く、社会の動きを敏感にとらえながら新しい流行を作っていく「トレンドセッター」でもある。
ナレッジパークの代表取締役を務める杉山顕太郎氏に、いまどきの女子大生の「ケータイメール感覚」について聞いた。
【コラム】ナレッジパークと100人の女子大生ブログ
ナレッジパークが手がけた「脈ありメール100の法則」は、ソニー・エリクソンとのタイアップ企画だ。沢尻エリカが100変化しながらケータイを紹介するというCMにちなんで、100人の女子大生ブロガーが集められた。
このコンテンツの見所は、読者モデルでもある彼女たちが、実際に好きな男子に送った「ケータイメールの文面」が見られること。ブログに貼られたQRコードをケータイで読み取るとメールが届く。
内容だけでなく「送った結果どうなったか」まで、公開されているのも興味深い。この企画の反響はかなりよく。4週間で240万PVを叩きだし、1万8000人がQRコードで彼女たちのメールを読んだという。2月からは「勝負服」をテーマとした第2弾が始まるが、第3弾まで予定されている。この企画から、女子大生が好きな男子に送るメール『脈ありメール』にはある共通項があることが分かったというのだ。
ナレッジパークとは?
国内最大の女子大生ポータルサイト「CampusPark」の運営、ブログ連動フリーマガジン「Tiara Girl」の発行、その他現役ミスキャンパス、読者モデルに特化したモデルエージェンシーを関連子会社で運営している。また、各報道機関に定期的に「女子大生の恋愛白書」「東京家付き娘、消費行動レポート」「女子大生の就活白書」都市部女子大生の携帯電話白書」なども発行。
