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オンラインウェア一問一答 第32回

オンラインウェア一問一答

ScreenRecycler(スクリーンリサイクラー)

2008年02月25日 08時00分更新

文● Tom

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Q
遅くて使えない古いノートマシンを持っています。捨てるのはもったいないので、有効活用する方法を教えてください。
A
LANを組めれば、古いマシンのモニターに自分のマシンの画面を表示して、サブモニターとして使うことができます。
今回紹介するオンラインウェア
ScreenRecycler ScreenRecycler
開発元/Patrick Stein
種類/シェアウェア(19.95ユーロ)
インストール/単純コピー(ドライバーはインストーラー)
http://www.screenrecycler.com/

いらないマシンのモニターをデュアルモニターとして使う

 「ScreenRecycler」はその名のとおり、使っていない古いマックのモニターをサブモニターとして使うソフトだ。Windows/Linuxマシンの画面を利用することもできる。

 まず、メインマシンのMacに「ScreenRecyclerDriver」をインストールし、ScreenRecycler本体をコピーする。サブモニターとして使うMacには、付属している「JollysFastVNC」をインストールすれば準備完了だ。

 メインマシンでScreenRecyclerを起動したまま、古いマシンでJollysFastVNCを起動してリストからメインマシンを選択すると、そのマシンの画面が表示される。

ScreenRecycler

古いマシンでは「JollysFastVNC」を起動してメインマシンを選び、「Connect」を押せばいい。「View」メニューで「Fullscreen」を選ぶと全画面表示になる。古いマシンの「esc」キーを押せば、ウィンドウ表示に戻すことも可能だ

 あとはメインマシンの「ディスプレイ」パネルで、古いマシンの解像度や色、モニターの配置を設定しよう。

ScreenRecycler

メインマシンがデュアルモニター対応なら「ディスプレイ」パネルに「調整」タブが現れる。マシンの性能やネットワーク速度によっては描画が粗くなるので、動画などの視聴には向かない。OS X付属のアドレスブックやiCalなど、常に起動しておくソフトの表示エリアとして重宝するだろう

(MacPeople 2008年2月号より転載)


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