(株)産経新聞社、(株)産経デジタル、マイクロソフト(株)は25日、ニュースサイト「MSN産経ニュース」を共同で10月1日に開設すると発表した。なお、β版は既に公開されている。
MSN産経ニュースでは、ユーザーの関心度の高いニュースを取り上げるという「トピックス」を新設。また、記事の掲載期間を最大6ヵ月に延長するほか、掲載写真(一部)の解像度を最大1024×768ドットに拡大する。掲載するニュースは芸能/スポーツ/新製品情報なども含め、産経新聞社の取材網からニュースを提供し、紙面に掲載しきれない記者会見の詳報や刑事裁判の記録なども掲載していくという。
MSN産経ニュースにはWindows Live Messanger機能が組み込まれ、ニュースを友人などと共有できる。また、「Live Search サイドビュー」(関連記事)機能により、キーワードの上にカーソルを置くだけでそのキーワードの検索結果を吹き出し状のポップアップに表示できる。さらに、MSN産経ニュースのWindows Vistaガジェット、Windows Liveガジェット、ブログパーツも提供される。
産経新聞社では、取材した情報を速報として掲載するだけでなく、「新聞の高い完成度にウェブの特性を加えた、質・量ともに充実したニュースサイト」を実現するとして、「ウェブ・パーフェクト」を宣言。そのため、4人の編集長が交代で新聞紙面とウェブサイトのニュース編集を指揮する体制を敷いたという。また、読者にとって有益な情報は最大限ウェブサイトで公開する「マキシマムユース」ポリシーに基づく意識改革も実施しているとしている。