このページの本文へ

シマンテック、新サービス「シマンテックITインフラ遠隔管理オペレーショナルサービス」「Symantec Residency Services」を発表

2006年12月14日 00時00分更新

文● アスキービジネス編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

シマンテックは全世界向けに3種類の運用/常駐サービスを含む「Symantec Operational Services」、アジア太平洋および日本地域向けに7種類の「シマンテックITインフラ遠隔管理オペレーショナルサービス」の提供を開始する。

コストに敏感な顧客に向けた「遠隔管理オペレーショナルサービス」

 シマンテックというとセキュリティのイメージが強いが、IT管理や運用に関するサービスやソリューションの提供も行なっている。今回、このジャンルの2つの新しいサービス「Symantec Operational Services」と「Symantec Residency Services」が発表された。

 Symantec Residency Servicesは全世界向けの運用/常駐サービスで、CIO(最高情報責任者)などIT関連役員へのアドバイスを行なう「エグゼクティブ」、IT管理業務担当者への支援を行なう「エキスパート」、データセンター運用やアンチウイルスソフトの大規模リプレース時など、複数ベンダー製品の管理・運用をサポートする「テクニカル」の3種類がある。

 Symantec Operational Servicesはアジア・太平洋および日本地域(APJ)向けのサービスで、国内では「シマンテックITインフラ遠隔管理オペレーショナルサービス」と呼ばれる。全7種類のうち、「アンチウイルス」、「メールセキュリティ」、「Webコンテンツフィルタリング」、「パッチ管理」は2007年1月より、「メールアーカイビング」、「メール監視」、「バックアップ」は2007年4月より提供開始される。

 シマンテックは現在1200人以上のコンサルタントを擁しており、うちAPJ地域のスタッフは200人以上となっている。米シマンテックコーポレーション アジア パシフィック&ジャパン コンサルティングサービス本部バイスプレジデントのマイルス・バートン氏は、APJ地域を重要視する理由として中国、日本、インドといった経済大国の存在や、インターネットインフラの整備が進んでいることを挙げる。またAPJ地域向けにリモート管理サービスを提供する理由として、この地域にはコストに敏感な顧客が多いためと説明する。バートン氏は中期的な目標として「10×10×10」、すなわち「2010年に売り上げ100億ドル(ten billion)、そのうちの10%をサービス事業であげる」ことを掲げた。

米シマンテックコーポレーション アジア パシフィック&ジャパン コンサルティングサービス本部 バイスプレジデント マイルス・バートン氏

米シマンテックコーポレーション アジア パシフィック&ジャパン コンサルティングサービス本部 バイスプレジデント マイルス・バートン氏

シマンテックのコンサルティング体制。APJ地域には200人以上のコンサルタントを配置している

シマンテックのコンサルティング体制。APJ地域には200人以上のコンサルタントを配置している

 バートン氏は同社が提供するのサービスの特徴として、(1)非技術分野も含めたアドバイザリー、(2)競合他社の製品もサポート、(3)ベンダーニュートラルなどを挙げる。そして、企業にとってITの管理・運用はコアビジネスではなく、これらをアウトソースすることで、本業の効率を上げられると主張した。

アンチウイルス、メールセキュリティなど2007年1月から提供開始

 続いて株式会社シマンテック コンサルティングサービス本部 サービス事業推進部の荒川勝也氏が登壇した。これまでにも同社はコンサルティング業務を行なってきており、業種別にさまざまなサービスが提供されている。既存のサービスはいずれも、エンドユーザーを顧客とし「非常駐」形態で提供されている。今回発表された「ITインフラ遠隔管理オペレーショナルサービス」は同社のアウトソーシングパートナー企業が顧客となり、提供形態がリモート管理である点が、「Symantec Residency Services」も「常駐」形態である点が異なっている。

株式会社シマンテック コンサルティングサービス本部 サービス事業推進部 荒川勝也氏

株式会社シマンテック コンサルティングサービス本部 サービス事業推進部 荒川勝也氏

 サービスの提供価格は顧客の規模により、契約ごとに異なるが、「ITインフラ遠隔管理オペレーショナルサービス」の「アンチウイルス」がユーザー1人あたり2000~4000円(1年間)、「パッチ管理」が400~1500円(1年間)程度になるという。

■関連サイト
株式会社シマンテック
http://www.symantec.co.jp/

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    sponsored

    60年の時を超え「COBOL」がGitHub Copilotでよみがえる 勘定系アプリの“超難関”モダナイに7社が挑戦

  2. 2位

    ビジネス・開発

    富士ソフトがエンジニア1万人超を「AIネイティブ」化 実装力を武器にフィジカルAIなど3本柱に注力

  3. 3位

    ITトピック

    IT技術者の8割超「AI生成コードには人間のレビューが必要」/「偽・誤情報を見破れる」と自信を持つ人はICTリテラシーテストの正答率が低い、ほか

  4. 4位

    ITトピック

    実用化が楽しみすぎるスマート技術たち 「長距離ワイヤレス給電」から「室内向け太陽電池」「超音波センサー」まで

  5. 5位

    sponsored

    「現場に行くのが当たり前」を変えたアズビルのリモート調整 効果はプライスレス

  6. 6位

    TECH

    攻撃するAIと防御するAI 日本企業のセキュリティ対策にいま何が必要か?

  7. 7位

    デジタル

    東京タワー相当の紙を“完全撤廃” 点検業務をkintone化した“現場ファースト”な改善術

  8. 8位

    デジタル

    IoTデバイスをサイバー攻撃から守る IoT向けゼロトラストの“3つのアプローチ”

  9. 9位

    ビジネス

    開発案件の立ち上げを「60分から1分」に ソースコード管理も一本化したKDLのBacklog活用術

  10. 10位

    ITトピック

    6.4万人の熱狂をAIが導く FIFA W杯全スタジアム「デジタルツイン」化が変えた観戦体験

集計期間:
2026年07月21日~2026年07月27日
  • 角川アスキー総合研究所