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週替わりギークス 第233回

バンドを組んだ話

2022年02月26日 09時00分更新

文● きゅんくん

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左から、らんまるぽむぽむタイプα、しらい、近衛りこ、加奈子、きゅんくん

 バンドを組みまして。

 1月10日に情報公開をしました。
 今のところコピーバンドでわいわい楽しくやっております。

 バンド名は「卒倒セレモニー」
 メンバーは、

  • 音楽家、DJ・トラックメイカーの加奈子
  • ウェアラブルエージェントクリエイターの私きゅんくん
  • コスプレイヤー・モデルの近衛りこ
  • モデルのしらい
  • ミリタリー芸人・軍隊サバイバル術研究家のらんまるぽむぽむタイプα

 パートは、

  • 加奈子:ギター・キーボード・コーラス
  • きゅんくん:ギター・キーボード・コーラス
  • 近衛りこ:キーボード
  • しらい:ボーカル・キーボード
  • らんまるぽむぽむタイプα:ドラムス

 キーボードの多さよ…。

きっかけはスナック

 ライブの予定も決まっていて、ブックバー「本とメイドの店 気絶」が主催する2月26日(土)開催のイベント「気絶フェス!!!!!!!!!! Vol.01」に出演する(※記事の執筆から掲載までの間に、ライブの延期が決まった。開催日は未定)。
 「スナックみる子」という、友人鮭虎みる子の経営するスナックが錦糸町にある。たまにそこに飲みに行く。そこの常連に「本とメイドの店 気絶」のオーナー(通称「舎長」)がおり、話をするようになった。
 ある時舎長が新しいお店「昭和99年」をオープンするというので、オープニングイベントに友人のモデル、しらいちゃんと伺った。
 オープニングイベントで会話するうちに、「本とメイドの店 気絶」が主催するフェスの話になり、「出たいよね!」と盛り上がった。
 その場にいたしらいちゃんがボーカルでバンドを組んだら楽しそう!となり、メンバーを集めることになった。
 友人のコスプレイヤー、近衛ちゃんがピアノを弾けることを思い出し、連絡したら二つ返事で「やる!」となり、3人は揃った。
 しらいちゃんがボーカル、私がキーボードもしくはチェロ、近衛ちゃんがキーボードというつもりだ。
 ドラムのメンバー探しが大変だった。
 諸事情で男性メンバーを入れられなかったので、ドラムを叩ける女性が見つからず苦労した。
 友人の紹介で、ミリタリー芸人のらんまるぽむぽむタイプαさんを紹介してもらった。
 バンドについて話をしたらこちらも二つ返事でOKをいただき、メンバーになった。
 らんまるぽむぽむタイプαさんと同時並行で、音楽家の加奈子ちゃんを誘っていた。
 加奈子ちゃんは、作曲やDTM、ボーカルもできる、今回誘っている中で唯一の音楽メンバーだ。
 加奈子ちゃんが少しならギターも弾けるかもとのことで、打ち込み同期担当とギター担当ということで加入した。
 最初は、生音だけでなく、打ち込みの同期を流した方がリッチな音になって良いのではないかと考えていた。そのための打ち込み同期担当だ。
 しかし、練習をしているうちに、同期に合わせて演奏するのが意外と難しいことに気づいた。
 同期に合わせられるのはプロの所業だったのだ……。
 そこで、今は同期は無しで演奏する予定で考えている。

練習ではキーボードがたくさん並ぶ

顔合わせが凄かった

 メンバーが揃ったので、顔合わせをすることにした。
 初めて会うメンバーもいる。
 バンドって普通組んでもだらだらして何も決まらず、何も進まず、気づいたら解散しているのが普通なんじゃないだろうか。偏見だろうか。
 その点、この顔合わせは凄かった。
 初顔合わせして、バンド名が決まって、演奏曲が決まって、練習日が決まった。
 そんなサクサク決まることある?ってくらい決まった。
 みんな仕事できる人なんだなあというのを実感した顔合わせだった。
 基本みんなフリーランスとして、自分で一人で立ってる人間だ。
 しっかりしていて、自立していて、そういう人間が好きだから、そういう人間たちと楽しいことができるのは幸せだなあと感じた。
 演奏曲は80年代〜90年代の邦楽になった。
 気絶フェスのテーマは「文化祭」である。遅れてきた文化祭。学生時代、変に斜に構えていたり、コミニュケーションが苦手だったりで、思い切り文化祭を楽しむことができなかった演者たちが、その鬱憤を晴らすべくステージを縦横無尽に駆け回るイベントだ。
 文化祭であるからには、コピー曲で、みんなが知ってる曲で、盛り上がるのがいい。
 メンバーに古めの邦楽が好きな人が多かったこともあって、やりたい曲を各々が口に出して、サクッとやる曲が決まった。
 演奏曲の中に私がソロボーカルをする曲がある。
 私は、ショルダーキーボードを弾きながら歌う。
 ショルダーキーボードの音はベースに設定して、ベースパートを弾く。音だけ聞けばベースボーカルだ。
 バンドは今のところコピーバンドだ。
 今、バンド以外に、加奈子ちゃんとオリジナル曲を作っている。
 まだ全然途中だが、2人で作ると、普段自分が作る雰囲気とは全く違う曲ができるので楽しい。
 自分一人で作ると、自分がミュージカルが好きなこともあって、ミュージカルのような雰囲気の曲が出来上がる。(し、そうしたいと思っている。)
 加奈子ちゃんが作る曲はシティポップらしい曲が多いので、そういう雰囲気になる。人と曲を作るのは不思議な気分だ。

レッドオーシャンに時間を使う勇気

 私はフォークが好きなせいか、歌詞が先でそこにメロディをのせていく。最後に伴奏を付ける。
 最近の曲はトラックがあって、メロディがあって、最後に歌詞を作るようだ。
 作り方が真逆なので、苦戦している。
 最近は音楽をしている時間が長い。
 バンドの練習をしたり、バンドの個人練をしたり、チェロの練習をしたり、曲を作ったり、歌を歌ったり、ミックスしたり。
 以前私は、2020年の総まとめとしてのnoteに、
「音楽やエンターテイメントって自分にとってはレッドオーシャンなことで、人生からは遠ざけることが多かった。しかし2020年それらに時間を使って考える中で、レッドオーシャンなことに時間を使う勇気を持ってもいいんじゃないかと思うようになった」
 と記している。
 2020年の時点で、音楽に時間を使った年だったなあと思っていたのに、今はその比じゃないくらい音楽をしている。
 2020年からレッドオーシャンなことに関わることを続けてきて2年ほど経った。
 手探りだったところから、まだ足りないながら技術が身についてきたと思う。
 以前どこかで書いたが、自分は人生において連続していることをやりがちだった。
 これをやったから次は同じジャンルのこれをしよう、という具合だ。一度断絶を挟んで、全く違うジャンル、かつレッドオーシャンである「音楽」に手をつけた。
 やれそうなことをやっていくのではなく、やりたいことは早くやるべきだと気づいた。
 時間をかけた分は良いものを、結果の出ることを目指していきたい。

 

筆者紹介:きゅんくん

1994年東京都出身。
ロボティクスファッションクリエイター / メカエンジニア
高校生の頃に「メカを着ること」を目標にロボティクスファッションの制作を始めた。「人間とメカがゼロ距離で近づいた際に人は何を思い感じるのか?」を明らかにするため、2014年よりファッションとしてのウェアラブルロボットの開発を開始。2018年よりウェアラブルロボットと人のインタラクションについて深めるため修士課程に進学。修了後もATRの連携研究員として、ウェアラブルロボットと人のインタラクションの研究を進めている。 DMM.make AKIBAスタートラインメンバー。

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