ヒパヒパ。アスキーのグルメ担当ナベコです。ヒパヒパはハワイの言葉で「カンパイ」。
この連載はたくさん飲み食いしているグルメ担当の記者が無謀にもダイエットに挑戦する企画です。気になっている飲食系の情報も書いていきますので、コラムとしてお楽しみいただければと思います。
焼き芋好きにとってたまらない「焼き芋焼酎」
女性は男性よりも焼き芋が好きがという話を聞いたことがあります。有名なところだと、ドラえもんに登場するしずかちゃんの好物が焼き芋です。私も焼き芋大好き。なぜと聞かれたら「おいしいから」と答えます。決まっているじゃないですか。
穀物の甘みが豊かで、食べると幸せな気分になれる焼き芋。子どものころは1本まるまる食べられなかったけど、大人になると1本どころか2本でも3本でも食べたくなっちゃう。おなかにたまるので食事が入らなくなりますけどね。
焼き芋好きの酒飲みだから、焼き芋焼酎って入手するとあっという間に飲み切っちゃいます。困る。
鹿児島にある酒蔵、濵田酒造の「海童焼き芋」は、人気の銘柄いも「シルクスイート」を使用しています。アルコール度数25%。
お湯割りがオススメ
香ばしい“焼き芋”の香り立つ
よくある“芋焼酎”もさつまいもを使用しますが、焼き芋焼酎の場合、さつまいもを焼いて“焼き芋”にしてから蒸しあげ、焼酎の原料にしています。同じ芋だから、芋焼酎も焼き芋焼酎もおなじ、なーんて思っていると香りの違いに驚くはず。
飲み方は断然お湯割りがオススメ。耐熱グラスにお湯を先に入れてから、焼酎を好みの加減トポトポと注ぎます。
ところで、割り方の比率ですが、濵田酒造の公式サイトによると、お湯と焼酎の比率は5:5。70程度の高温のお湯で割るのがおいしいと書かれています。これ、けっこうお酒が強くて酔っぱらうんですよ。25%の焼酎を5:5で割ると12%くらいなので。そのぶん風味が濃くて、甘さもあるんですが。自分のコレという割り加減を見つけるといいかもしれませんね。
さて、お湯を注ぐと、焼き芋の“焦がした皮”のような香ばしい香りが立ちます。鼻がヒクヒクなるような、そそられる焼き芋のあの香り。口にふくむと、こっくりした芋の甘み。もちろん、焼酎なので糖度はなく、蒸留酒らしい力強い風味がベース。甘いといっても砂糖の甘みとは異なります。
おもしろいことに鼻をつまんで飲むと、かたい風味に感じられて、麦焼酎などと違いがそこまでわからない、という具合。お酒において“香り”が重要というのがあらためてわかります。
温かいお湯割りで気分はほっこり。料理に合わせるなら、芋との掛け合わせということで、サツマイモのキンピラとかが合いそう。
焼き芋好き、酒好きにとって幸せな味がする焼き芋焼酎。寒いのは苦手だけど、お湯割りをしっぽり飲むのも今の季節ならではの楽しみ!
とある日の記者の食事!
■とある火曜日
朝:なし
昼:焼肉ガーリックライス弁当
夜:鍋、白子の天ぷら、ビール、焼酎のお湯割り
さて、体重はどうなっているか?
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