ヒパヒパ。アスキーのグルメ担当ナベコです。ヒパヒパはハワイの言葉で「カンパイ」。
この連載はたくさん飲み食いしているグルメ担当の記者が無謀にもダイエットに挑戦する企画です。気になっている飲食系の情報も書いていきますので、コラムとしてお楽しみいただければと思います。
おでんは白米のおかずになりますか?
寒い時期になると、温かい“おでん”、恋しくなりませんか。
コンビニのおでんは、お昼ご飯や軽食がわりに便利。味噌汁代わりの感覚で、おにぎりや小さめのお弁当に、おでんのネタを1つ、2つ、組み合わせることがあります。
それと重宝するのが、スーパーで売っている袋入りおでん。温めるだけで、玉子、昆布、ちくわなどが揃った1人前のおでんがサッと用意できます。油っぽくないのでカロリーはそんなに高くないし、遅くなった日の晩酌のお供にと、この季節になると数個買い置きしておいてますよ。
とても便利なおでんですが。ちょっと思うことが。
ご飯のおかずになりそうでならないのが、惜しい、と。
煮物とはまた違って、白米が進むわけではありません。ご飯とのマッチングという意味だとまあまあなので、休日のお昼、冷凍のご飯だけがある状況で、買い置きしていた袋入りおでんをチラっとみて、「うーん、やっぱりご飯のおかずにはちょっと違うよね~」と、海苔の佃煮とご飯で食事を済ます。なんてことがありました。
ひょっとして、毎食お米のご飯をしっかり食べる人にとって、おでんはあまり食べる機会が少ないのかしら。そんなことを思ったり。
おかず向け、袋入りおでん
ニンニクきいています
一正「濃い旨おでん」は、味付け濃いめで「ご飯を一緒に食べるおでん」とうたいます。
まさしく、おでんはご飯のおかずになる、ならないの議論に着目したそうで、ご飯のおかずにもぴったりな味わいのおでんを開発したとのこと。
本当にご飯に合うのでしょうか? 食べてみましたよ。
温めてみてニンニクのにおいにびっくり。かつおの旨味がきいたコクのあるスープに、しょうがとニンニクでアクセントをつけたそう。
香りだけでいうとまるでラーメン。二朗を10分1程度に薄くしたような。いや、二朗までインパクトがあるわけではないのですが、系統としては遠くはない。
具材は玉子・大根・こんにゃく・ちくわ・つくねの5種5個入り。いただいてみました!
ニンニクとショウガがきいていますが、ベースはおだしの味。なので、「ラーメンのよう」と書きましたが、食べてみるとしっかりおでんらしいです。そりゃそうですよね、おでんですもの。
具材はおつゆ染み染みで、ふつうのおでんよりも醤油が濃いです。静岡おでんのような黒い見た目ですが、まったく別物。静岡おでんは、牛すじをだしをとっていて、だし粉をかけたりします。今回のおでんは、だしが全然違いますよ。見た目で、静岡おでんの味を期待していると、ガクッとくるかも。
だしや醤油の濃い味わいで、ご飯がほしくなりました。
それと、ビールやサワーがほしなって、私は結局、お酒のおつまみとして食べてしまいました……!
いつものおでんは日本酒のお供、今回の「濃い旨おでん」はビールのお供。
たぶん、ニンニクの風味がする濃いめの味わいのおでんは、家で大量に作ってしまったら、飽きがきてしまいそう。袋のおでんがちょうどいいボリュームで手頃です。
ご飯のおかず用に、ビールのつまみ用に、「濃い旨おでん」見かけたら試してみてはどうでしょう。ただし、ガツンとニンニクがきいています。香りを残したくないという人は注意が必要かもしれませんよ。
とある日の記者の食事!
■とある土曜日
朝:ラーメン
昼:餃子、ウンパイロウ、ビール、ハイボールなど
夜:ソーミンチャンプルー、スパム、ビール、サワー、泡盛など
さて、体重はどうなっているか?
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