Hour of Codeで学ぶプログラミング基礎の基礎 第18回
条件分岐のブロックの使い方を覚える
映画「モアナと伝説の海」のカカモラ戦士の踊りをプログラミング (1/5)
2017年04月01日 17時00分更新
前回に引き続き、オンラインでプログラミングを学べる「code.org」のサイトを利用して、プログラミングの基礎を解説していきます。今回は、3月10日に公開されたディズニーの新作CG映画「モアナと伝説の海」のモアナとマウイと一緒にプログラミングを学ぶコースの最後のパズル16~19までを進めていきます。
カカモラの船に乗り込んで、「もしヒトデなら」・「もし前の道なら 違えば」という条件分岐のブロックを使って船のロープを切っていきましょう。
なお、ページの日本語化は第15回の記事を参照してください。
目次
パズル16:ヒトデをよけてロープを切る
「パズル16」では、カカモラの船の主帆のロープまでの小さな3本を切って行きます。「右向き矢印」をタップしてコーディングを始めましょう。
それぞれのロープの奥にはカカモラが控えていてヒトデを投げて攻撃してきます。
まず、ブロックにある「まで繰り返す ロープ 実行」ブロックをドラッグ&ドロップで「実行したとき」ブロックの下につなぎます。
次に「前に進む」ブロックを「まで繰り返す ロープ 実行」ブロックの中に追加します。
前に進む間にカカモラがヒトデを投げてくるかもしれません。ヒトデが飛んできたときにそれを避けるには、「もしヒトデ 実行」ブロックを「前に進む」ブロックの下に追加します。
条件を作ったら、その時に実行するブロックを追加しましょう。今回は、「もしヒトデ 実行」という条件なので、実行したいのは「よける」ですね。「もしヒトデ 実行」ブロックの中に「よける」ブロックを追加します。
ここまでで丸い印が描かれたロープの手前のマスに来たので、「打つ」ブロックでロープを切りましょう。「まで繰り返す ロープ 実行」ブロックの下に追加します。
ロープを切ったら次のロープを切りに向きを変えます。「向く 左」ブロックを「打つ」の下に追加します。
さて、ロープは3本あります。1本目のロープを切って次に進むために向きも変えています。2本目のロープを切るのに1本目と同じようにプログラムを作ることもできますが、繰り返しブロックを利用して効率的にプログラムを作っていきましょう。「繰り返す 3回」ブロックを「実行したとき」ブロックの下につなぎます。
このままでは繰り返されないので、「まで繰り返す ロープ 実行」ブロックをタップしてドラッグし、「繰り返す 3回」ブロックから切り離して「繰り返す 3回」ブロックの中に移動します。このとき、「まで繰り返す ロープ 実行」の中のブロックと下につながっているブロックも一緒に移動します。
プログラムが完成したら「実行」ボタンをタップしましょう。
マウイがヒトデをよけながら3箇所の丸い印のマスまで進み、ロープを切ってパズル16をクリアできました。「右向き矢印」をタップして、次に進みましょう。
この連載の記事
- 第24回 Minecraftで関数使ったプログラミングに挑戦!
- 第23回 Minecraftで「エージェント」を使ったプログラミングを学ぶ
- 第22回 Swift言語で独自の関数を定義してその役割を学ぶ
- 第21回 iPad上でSwift言語を使ってキャラクターの動きを学ぶ
- 第20回 Minecraft上でアイアンゴーレムやゾンビ操るプログラミング
- 第19回 Minecraft上でニワトリや牛を動かすプログラミング
- 第17回 映画「モアナと伝説の海」のモアナとカカモラの海賊を倒すプログラミング
- 第16回 映画「モアナと伝説の海」のモアナと海賊カカモラの船に近づくプログラミング
- 第15回 映画「モアナと伝説の海」のモアナと魚を捕まえるプログラミング
- この連載の一覧へ