●車内も一気に現代化! LCDや防犯カメラを初採用
また、車内設備も一新されました。各車両に大型の液晶ディスプレイ(LCD)が3台設置され、行き先表示や案内がわかりやすくなったほか、全車両に防犯カメラや乗務員と直接通話できるSOSボタン(非常通報装置)を導入。安全性・快適性が飛躍的に向上しています。
車椅子やベビーカー利用者向けのフリースペースには専用の暖房機が設置され、立ち座りをサポートする腰当てが設けられるなど、ユニバーサルデザインも徹底されています。
●実際に乗ってみた! 静かで揺れも少ない
筆者も試乗会でさっそく乗り込んでみましたが、従来の車両よりも揺れや騒音が少なく、乗り心地も抜群でした。
今回の新造車両は、国や香川県、沿線自治体から補助(設計費や製造費の9割)を受けており、まずは2編成(4両)が約10億円で導入され、来年2月にはさらに2編成が追加されて計4編成(8両)体制となる予定。地域の期待を背負った「新しい顔」の走りに注目です。
●そして券売機を撤去!? スマホで切符を買う時代へ
もう一つの大きなチャレンジが、駅の自動券売機を廃止し、スマートフォンを活用した「デジタル券売機」へと移行するという、地方鉄道では全国初となる試み。ことでんでは2026年9月1日より、レシップ社が提供するWEBアプリ型モバイルチケットシステム「QUICK TRIP Ticket」を活用し、一部の主要駅(木太東口駅を含む17駅)を除く無人駅などから物理的な券売機を10月1日より順次撤去する計画を進めています。
●アプリも会員登録も不要! QRコードを読むだけ
このシステムのスマートな点は、専用アプリのダウンロードや事前の会員登録が不要なところ。乗客は駅に掲示された専用のQRコードをスマートフォンで読み取るだけで、即座にブラウザ上で切符の購入画面にアクセスできます。決済手段も豊富で、各種クレジットカードはもちろん、Google Pay、Apple Pay、PayPayなど多様なキャッシュレス決済に対応しています。
その駅に掲示された固有のQRコードを読み取らなければ、その駅を出発する切符は買えない仕組みになっており、購入したデジタルきっぷの画面はアニメーションしているので、スクリーンショットによる不正利用も防止しています。
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