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「学生フォーミュラ日本大会2026」で総合3位の快挙!

熱意のこもったメールがきっかけに。九州工業大学の学生フォーミュラチーム「KIT-FORMULA」を陰ながら支えたサイコムの高性能PC

2026年10月20日 10時00分更新

文● 宮里圭介 撮影●AKR/Akira Sato 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: 株式会社サイコム

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サイコムのPCがもたらした効果と変化

 高性能PC導入後のいちばんの変化は、解析やシミュレーションといった処理にかかる時間を大きく短縮できたこと。また、複数のアプリを同時に開いても、動作が極端に重たくなる、固まってしまう、といったことが起きにくくなったそうだ。

「自分が所属しているエアロ班だと流体解析をするのですが、従来のPCだと5~6時間かかっていた処理が、半分くらいの時間でできるようになりました。また、GPUを使うソフトであれば、3時間かかっていたものが10分くらいで終わる、というのもあります。解析やシミュレーションを何度も回せるようになったので、設計段階の仕上がりというか、完成度を高められるようになったのが大きいですね」(岡さん)

学生フォーミュラ

ボディーやウィングは作り直しに時間がかかるだけに、解析やシミュレーションが重要だ

 エアロ班の解析やシミュレーションが快適に動作する様子を見て、部員のみんなが「すげー」「いいなー」といった気持ちになったというが、変化はそれだけではない。今まではPCの性能や数が足りず、優先順位が高いパーツでしか行えなかった解析やシミュレーションを、ほかのパーツでも行えるようになったのだ。

 こうなると、今まで解析やシミュレーションをあまりしてこなかった班でも、PCを活用しようという気運になる。

「ブレーキとかで熱の放射を扱ったりするのですが、今までは安全側に大きく振って設計していました。これにも解析やシミュレーションを活用することで、“熱の許容値はこのくらいあるから、もっと重量減らせるよね”みたいな感じで、より詰めた設計ができるようになりました」(岡さん)

学生フォーミュラ

PC性能が向上して台数も増えたことから、より攻めた設計が可能になったとのこと

「将来エンジニアになって、社会へ還元していきたい」

 もちろん、学生フォーミュラは高性能PCを導入したからといって成績がすぐに上がるような競技ではない。KIT-FORMULAが達成した総合3位という成績は、今まで部員達が積み重ねてきた、地道な活動が実を結んだものだ。

 しかし、高性能PCが来てから設計サイクルが大きく変わったというのも、また事実である。これが動的審査の得点向上につながったのであれば、サイコムとしても支援した甲斐があるというものだ。

 最後、岡さんに伝えたいことがあるかを聞いたところ、このように語ってくれた。

「これからの活動で、学生フォーミュラの魅力をより広く伝えていけたらいいなと思っています。また、現在我々の活動は、学校や企業といったみなさまの支援によって成り立っています。直接的な返礼は難しいのですが、将来、自分たちがエンジニアになって、社会に還元していきたいという強い意志をもって活動していますので、今後ともよろしくお願いいたします」(岡さん)

 KIT-FORMULAのさらなる活躍に期待したい。

学生フォーミュラ

写真提供:KIT-FORMULA

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