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OpenAIやAnthropicトップが異例の「AI減速」支持 トランプ氏は拒否、中国との競争を優先

2026年09月14日 12時10分更新

文● スミーレ(@sumire_kon)

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 Anthropicのダリオ・アモデイCEOは9月12日、自身のXとブログでAI開発を減速すべきとの考え方を提示。Xのイーロン・マスク氏とOpenAIのサム・アルトマン氏が賛意を示した一方、トランプ米大統領は否定的な考えを一部メディアに示している。

 アモデイ氏はブログで特に2026年夏以降、AIの進歩が急加速しており、放置すれば人間の理解力や制御力を凌駕する可能性があると主張。OpenAIのAIエージェントが自律的にサイバー攻撃を試みたHugging Face事件を取り上げ、適切な安全機構をもたないままAIの進歩が続けば、より壊滅的な被害をもたらす恐れがあると警告した。

 同氏はこうした事態を防ぐため、第三者の評価チームにAnthropicの従業員と同等のアクセス権を与え、安全対策やトレーニング状況を検証する方針を公表。

 あわせて、民主主義国家のAI開発企業が連携し、共通した安全基準の確立と進歩速度の制限を実施することや、権威主義国家とも可能な限り協調を図ることなどを提案している。

 同氏の考えに対して、Xのイーロン・マスク氏とOpenAIのサム・アルトマン氏は、両氏のXを通じて賛同を表明。今後、米国を拠点とするAnthropic、スペースX(旧xAI)、OpenAIの3社はアモデイ氏の方向性に近い形で連携するものとみられる。

 一方、トランプ大統領はロイター通信などの取材に対して、「多くの非常に否定的な勢力が、実現しないであろうAIについての事柄を持ち出している」と主張。中国とのAI開発競争を踏まえ、米国が同分野で先行する状況を維持したいとの考えを示した。

ひとこと:トランプ政権は2026年6月、AnthropicのフロンティアAI「Fable 5」と「Mythos 5」にセキュリティー上の懸念があると主張。同社に対して、両モデルの米国外での提供を一時中断させている。

 

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