このページの本文へ

DeNA、アニメ制作にAI導入へ キャラ・背景やシーン設計を支援、最終決定はクリエイター

2026年09月04日 12時35分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 Utopai Studiosは9月3日、DeNAのエンターテインメント開発事業本部と協業し、AIを使ったアニメ制作ワークフローの検証を始めると発表した。

 Utopai Studiosは、2022年設立の米国のAI映像制作会社。長編映画やアニメ向けのAI制作基盤「PAI」を開発する一方、自ら映画やテレビ作品も制作している。日本と韓国を担当するアジア部門も展開している。

 DeNAとの協業でもPAIを使用する。キャラクターや背景のビジュアル開発、シーン設計などにAIを取り入れ、長い作品でもデザインや世界観の一貫性を保ちながら制作を進められるかを検証するという。

 一方、ストーリーや演出、ビジュアルスタイルなどの最終決定権はクリエイター側に残すという。AIに作品そのものを任せるのではなく、クリエイターが判断や表現に集中できる環境を作ることを狙いとする。

 PAIはすでに海外の映像制作でも使われている。中国の華策影視とは、AIを活用したアニメシリーズ『西遊記:失われた五百年』を共同制作しており、長編作品での実運用が進んでいるとしている。

 DeNAも全社方針として「AIオールイン」を掲げ、業務効率化だけでなく既存事業の競争力強化や新規事業創出にAIを使う戦略を進めている。ゲームやITだけでなく、アニメ制作にもAI活用を広げる試みだ。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

ピックアップ