Radiant GZ3600B860をレビュー
独自の超静音ビデオカードやNoctuaの水冷クーラーまで選べるって最高だろ!PCに詳しい人ほどハマるBTOパソコン
2026年07月31日 11時00分更新
BTOパソコンのメリットは、自分好みのスペックに変更でき、納得のいく1台を購入できるところだ。その中でも、サイコム
のBTOパソコンは、水冷PCやゲーミングPC、静音PC、クリエイティブPCといった豊富なラインアップで、話題に上ることが多い。今回はゴリゴリにカスタマイズしたいという人向けに、スタンダードPCとなる「Radiant GZシリーズ」を紹介したい。
Radiant GZシリーズは、基本的にはシンプルなミドルタワーPCでこれといった個性はない。その代わり、BTOメニューがかなり充実しており、あらゆるPCパーツを細かく選択できるようになっている。つまり、選んだPCパーツによって、自分の個性が出せるBTOパソコンというわけだ。
PCをオーダースーツに例えるなら、すべてのPCパーツを自分で選ぶ自作PCは「フルオーダー」、基本構成を一部変更するBTOパソコンは「パターンオーダー」といえるだろう。では、Radiant GZシリーズはなにかというと、一般的なBTOパソコンよりも細かなカスタマイズを行なえる「イージーオーダー」に相当する。
なお、Radiant GZシリーズはCPUの世代やチップセットの違いで全6モデルある。今回はそのうち、チップセットにインテルB860を採用し、CPUにCore Ultraプロセッサーを搭載する「Radiant GZ3600B860
」をレビューする。
試用機はCPU、CPUクーラー、メモリー、ストレージ、光学ドライブ、ビデオカード、PCケース、電源ユニットと広範にわたる部位がカスタマイズされていた。標準構成とはもはや別PCといってもいいほどだ。この柔軟なカスタマイズ性こそ、Radiant GZシリーズの強みといえる。
| Radiant GZ3600B860 | ||
|---|---|---|
| 標準構成の主なスペック | 試用機の主なスペック | |
| CPU | インテル「Core Ultra 5 225」 (10コア/10スレッド、最大4.9GHz) |
インテル「Core Ultra 7 270K Plus」(24コア/24スレッド、最大5.5GHz) |
| CPU クーラー |
Noctua「NH-U12S redux」(空冷、120mmファン、サイドフロー) | Noctua「NL-LC1-24」 (簡易水冷、240mmラジエーター) |
| マザー ボード |
ASRock「B860 Pro RS WiFi」(インテルB860、ATX) | |
| メモリー | 16GB(16GB×1)、DDR5-5600 <メジャーチップ・JEDEC準拠品> |
32GB(16GB×2)、DDR5-5600 <メジャーチップ・JEDEC準拠品> |
| ストレージ | Crucial「E100 CT480E100SSD8」(480GB M.2 SSD、PCIe 4.0) | Crucial「P310 CT1000P310SSD」(1TB M.2 SSD、PCIe 4.0) |
| 光学 ドライブ |
DVDスーパーマルチ | なし |
| ビデオ カード |
Intel Graphics(CPU内蔵GPU) | サイコム「Silent Master Graphics RTX5070 12GB」 (GeForce RTX 5070、12GB GDDR7) |
| 電源 ユニット |
Antec「CSK650」 (650W、80 PLUS BRONZE) |
ASRock「Steel Legend SL-750G」(750W、80 PLUS GOLD、Cybenetics PLATINUM、LAMBDA A+) |
| PCケース | Fractal Design「CORE 2550S Black[サイコムオリジナル仕様]」(ATX、ミドルタワー) | be quiet!「Pure Base 501」 (ATX、ミドルタワー) |
| 通信機能 | 2.5GbE(有線LAN)、Wi-Fi 6E(無線LAN)、Bluetooth 5.3 | |
| サイズ | 195(W)×450(D)×442(H)mm | 231(W)×450(D)×463(H)mm |
| OS | Microsoft「Windows 11 Home」 | |
| 直販価格(キャンペーン適用前) | 19万8240円 | 47万40円 |
| 直販価格 (キャンペーン適用後) |
18万2320円 | 44万2120円 |
| 36回払いの 月々価格 (キャンペーン適用後) |
約5065円 | 約1万2282円 |
とにかくカスタイマイズの幅が広く、自分好みの1台にこだわれる
実機を見ていく前に、よくある一般的なBTOパソコンとどこが違うのかを少し紹介しておこう。大手メーカーのBTOパソコンだと、変更できる点はCPUやビデオカードのグレード、メモリー/SSDの容量といった、PC性能に直接影響がある部分だけというところがほとんどだ。そして、PCパーツのメーカーや型番の指定はできないことが多い。
これは、PCに詳しくない人でも用途にピッタリな1台を選べるよう配慮された結果だ。たしかに、PCパーツのメーカーを知らなくてもPCは動くし、多くの人はそこまで気にすることがない。こうしたモデルはサイコム
にもあり、シンプルなカスタマイズ性を実現している「G-Master Veloxシリーズ」がその代表だ。
とはいえ、PCを使っていくうちに細かなPCパーツの仕様に興味がわき、次第に詳しくなっていくということは珍しくない。「次にPCを買い替えるなら、CPUクーラーは●●●の▲▲▲が使いたい!」と考えるようになる人も大勢いる。
自作PCならすべてのPCパーツを自分で選べるが、組み立てや保証まで考えると、ハードルは高めだ。その点、BTOパソコンなら組み立てはプロに任せられるし、動作保証もついてくる。つまり、BTOパソコンで気になるPCパーツが細かく選べれば、それに越したことはない。
そんなBTOパソコンが、今回紹介するRadiant GZ3600B860だ。例えば、CPUクーラーのカスタマイズメニューを見てみよう。
色違いも合わせると、実に19製品もラインアップしている。メーカーやシリーズで見るとそこまで多くはないのだが、自作PCファンが見ても納得のいく定番製品が揃っている。
ビデオカードにいたっては40製品以上もある。もちろん、売り切れや入れ替えなどでラインアップは随時変わっていくが、それでもこれだけの種類から選べるというのはなかなか見かけない。同じGPUでも、メーカーやシリーズが異なるモデルが豊富に揃っているので、贔屓のメーカーがある人にはうれしいポイントといえるだろう。
実際に製品ページでカスタマイズを試してもらえると、その数の多さに圧倒されるだろう。はじめてPCを買う人にはハードルが高いかもしれないが、すでにPCを長年利用してPCパーツにも興味が出てきた人にとっては、かなり魅力的なメニューに見えることだろう。
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