富士急ハイランドは7月22日、仮想待機列付きワンデイパス「分身くん」の利用を開始する。料金は通常のワンデイパスの変動料金に2000円を加えた金額で、7月21日から数量限定で販売する。
公式アプリ「Qちゃん」を使ってアトラクションの順番待ちをするサービス。利用者がアプリで希望する施設を受け付けると、実際の列に並ばなくても待ち時間のカウントダウンが進む。その間は園内で食事や買い物、休憩、散策を楽しめる。
待ち時間がゼロになると、利用者は対象施設の「絶叫優先口」から搭乗口へ進める。ただし、混雑状況によっては到着後も最大20分程度待つ場合がある。通常の優先搭乗券のように待ち時間そのものを短縮するのではなく、列から離れて時間を使える点が特徴だ。
対象は「FUJIYAMA」「高飛車」「ええじゃないか」「ZOKKON」をはじめ、「鉄骨番長」「トンデミーナ」「富士飛行社」「進撃の巨人 THE RIDE」「絶望要塞 -IMPOSSIBLE GAMES-」など計11施設だ。対象外のアトラクションは、これまで通り実際の列に並ぶ必要がある。
同時に受け付けられるのは1施設のみ。乗車後、次の対象アトラクションを受け付けられるまで30分待つ必要があり、複数施設を並行して予約することはできない。
販売対象は大人、中高生、小学生で、幼児とシニアは利用できない。「分身くん」だけの単体販売や来園当日の販売はなく、前日までに「CLUBフジQ」から購入する必要がある。利用には公式アプリのダウンロードと、顔認証ワンデイパスによる認証も求められる。
分身くんは、列に拘束される時間を園内消費や休憩に振り替える仕組み。利用者にとっての利便性の向上と同時に、飲食店や物販施設への回遊を促す狙いもありそうだ。
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