「えっ、そこまで見せちゃっていいの?」リニューアルオープンした「宮城県美術館」5つの見どころ
この記事は、東日本連携都市観光サイト「つなぐ旅-東日本- ひがしにほんトラベルガイド」に掲載された観光情報ニュースを再編集したものです。
休日の朝、予定はない。でも家にいるのも少し惜しい。仙台でそんな気分になったら、まずお出かけの候補に入れてほしいのが、リニューアルした宮城県美術館です。2026年6月20日、約3年の改修を終えて再び開いたこの場所には、「美術館は少し難しそう」と感じる人ほどのぞいてほしい仕掛けがあります。
美術館に入る前から、少し身構えちゃうという人も心配御無用! 今回は、新しくなった宮城県美術館のワクワクする見どころを5つご紹介します!
3年越しにリニューアルオープン!
宮城県美術館は、2023年6月から続いた改修を終え、2026年6月20日にリニューアルオープンしました。場所は仙台市青葉区川内元支倉。建築家・前川國男が手がけた建物の雰囲気を残しながら、展示室や収蔵庫、子ども向けの空間まで手が入っています。
美術館をもっと身近に感じられる仕掛けがいっぱい!
前川國男の建築が持つ落ち着いた佇まいは残っています。そこに、新しい動線や展示の見せ方が加わりました。昔の宮城県美術館を知っている人なら「変わった」と感じるはずですし、初めて行く人なら、古さと新しさが同じ建物の中でうまく同居していることに気づくはずです。この新旧同居した建物自体が見どころのその1。
館内施設でいちばんに見てほしいのは「見える収蔵庫」です。展示室に並ぶ前の作品、ふだんは職員しか扱わない保管の現場。その一部を、ガラス越しに見ることができます。
展示室だけを歩いていると、美術館は完成された作品を静かに見る場所に思えます。でも収蔵庫が見えると、作品を守る仕事や、展示の前にある時間まで想像できます。美術品がただ飾られているのではなく、ここで保たれ、選ばれ、次の展示を待っている。その気配が面白いんです。
親子で行くなら「キッズスタジオ」も見逃せません。小さな子どもにとって、美術館は静かに歩くだけの場所になりがちです。けれど、自分の手を動かしたり、色や形に触れたりできる場所があると、鑑賞の入口がぐっと低くなります。
大人は「アート・ラウンジ」で少し腰を落ち着けるのもいい。展示を見たあと、すぐ次へ急がなくていい時間があるのは助かります。
そして5つ目の見どころは、再開と開館45周年が重なって新オープンに合わせてはじまった、所蔵品を大きく見せる展覧会「全館 コレクションで魅せます 美術の時代」。宮城・東北ゆかりの作家、日本の近現代美術、カンディンスキーやクレーの作品まで、約7,000点もの名品が館内をダイナミックに彩ります。美術に詳しくなくても、知っている名前がひとつあるだけで足取りは軽くなります。
「あ、この青が好きだな」
最初はそれくらいで十分です。作品の意味を正しく読めなくたって、美術館は楽しめます。前期は7月12日まで、後期は7月15日から8月23日まで。気になる作品があるなら、まず一度行ってみる。チケットを見せると次回100円引きになるので、前期と後期で見比べるのも楽しそう。仙台在住の方でなくても、この美術館を目的に、新幹線に乗ってみる休日も悪くないですよ!
宮城県美術館
●住所:〒980-0861 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
●電話:022-221-2111
●開館時間:9時30分〜17時(発券は16時30分まで)
●休館日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始、メンテナンス期間
●入館料:所蔵品展 一般700円、大学生以下無料
※特別展料金は別途定めます。
「全館 コレクションで魅せます 美術の時代」
●会期:2026年6月20日(土)~ 8月23日(日)
【前期】6月20日~7月12日(※カンディンスキーの作品などを展示)
【後期】7月15日~8月23日(※特別出品などを展示)
●観覧料:一般 700円、学生・高校生以下は無料
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