うすくて軽いのに脅威のスタミナを持つCopilot+ PC
モバイルワークの苦痛は「うすかる+大画面」で解決だ!! ビジネスPCを選ぶなら「LG gram」
2026年06月26日 13時00分更新
薄さ、軽さ、タフネスを高次元で融合した
「LG gram」シリーズの選択肢
LG gramシリーズを一言で表すなら「圧倒的な機動力」である。今回紹介する3モデルは、いずれも「薄い・軽い・丈夫」という、モバイルPCに求められる三拍子を高いレベルで満たしている。
持ち運びの負担を極限まで減らしたいユーザーには、14.0型液晶を搭載する「LG gram 14」が最良の選択肢となる。重量はわずか1120gで、ペットボトル1本分程度の軽さに抑えられている。携帯性を重視するビジネスパーソンが、毎日バッグに入れて持ち歩くことを想定したモデルと言えるだろう。フットプリントも小さいため、カフェの狭いテーブルや新幹線の座席トレイでも無理なく作業空間を確保できる。
一方、さらなる視認性と高度な作業効率を求めるなら、ワンサイズ上の画面モデル「LG gram Pro 16」および「LG gram Pro 17」が威力を発揮する。16.0型モデルは重量約1239g、17.0型モデルは約1379gだ。この大きな画面でありながら、持ち運びしても負担が少ない1kg台の前半の重量に収めているという点は非常に魅力的である。
3機種に共通するのが、薄さと堅牢さへのこだわりだ。本体の厚みは14.0型が15.7mm、16.0型が13.1mm、17.0型が15.98mmといずれも薄型。それでいて、米国国防総省が定める耐久性試験規格「MIL-STD-810H」に準拠したテスト7項目をクリアしており、日常的な振動や衝撃、温度変化に対する耐久性も確保されている。薄くて軽いだけでなく、毎日の移動に安心して持ち出せる丈夫さも兼ね備えているわけだ。
妥協のない性能と充実したインターフェース
性能面では、本記事で紹介しているモデルはすべて最新のインテル🄬 Core™ Ultra 7 プロセッサー 355(4P+4LPEコア8スレッド/最大動作周波数4.7GHz)を採用。最大49TOPSのNPU性能を備えており、Copilot+ PCとしての先進機能を、CPUやGPUに過度な負荷をかけることなくバックグラウンドでスムーズに処理できる。また、メモリーはいずれもLPDDR5X 32GBを搭載するなど、基本スペックはほぼ共通している。
一方で、ストレージ容量やディスプレイの仕様といった細かな部分では違いが見られる。本記事で紹介しているモデルの場合、「LG gram 14」はSSDが512GBなのに対し、「LG gram Pro 16」および「LG gram Pro 17」は1TBを搭載。ディスプレイの解像度も、14.0型がWUXGA(1920×1200ドット)、16.0型と17.0型がWQXGA(2560×1600ドット)と、画面サイズが大きいモデルほど精細な表示が可能になっている。
「LG gram Pro 16」は2560×1600ドット(WQXGA)でDCI-P3 99%の色域。「LG gram 14」と同様に輝度は350cd/㎡で1200:1のコントラスト比で画面が見やすい。
インターフェースも3モデル共通で、薄型ボディでありながら、Thunderbolt 4(USB Type-C)を2ポート、USB Type-Aを2ポート、さらにフルサイズのHDMI出力端子を装備。外部ディスプレイ出力のために外付けのドックなどを持ち歩く必要がない。無線周りは、最新のWi-Fi7とBluetooth 5.4を搭載しており、将来性も確保されている。
キーボードは、「LG gram 14」が日本語83キー仕様で、キーピッチが19.05×18.5mm、キーストロークが1.65mm。「LG gram Pro 16」および「LG gram Pro 17」には、Excelなどの数値入力で威力を発揮するテンキー付きキーボードを採用(それぞれ日本語97キー、日本語100キー)。キーストロークは1.0mmながらキーピッチは19.05×18.5mmと14.0型と同様のサイズを確保している。
また、底面に備わるスピーカーはDolby Atmosに対応し、立体的なサウンドにより包みこまれるような心地よさがある。音楽や映画を鑑賞するにはもってこいの音響だろう。
さらに、地味だが嬉しいポイントとして、本体を閉じた状態から人差し指1本で簡単に開けられる点も挙げておきたい。重心バランスが工夫されているため、片手でディスプレイを持ち上げても本体がついてくることなく、スムーズに開閉できる。ちょっとした所作だが、毎日使う道具としての完成度の高さを感じさせる部分だ。
ソフトウェア面では、専用アプリ「LG gram Link」の存在も見逃せない。スマートフォンとPCを連携させることで、ファイルのやり取りや通知の確認をシームレスに行なえるほか、「ThinQ」を経由したリモートロックやリモートワイプといったセキュリティ機能も用意されている。PCを紛失したり盗難に遭ったりした際にも、遠隔でデータを保護できるのは、外に持ち出す機会が多いビジネスユーザーにとって心強い。
携帯性を犠牲にしないハイパフォーマンスと
抜群のスタミナ
実際に「LG gram 14」と「LG gram Pro 16」で、各種ベンチマークテストを実行してみた。計測にあたっては、電源を接続した状態で電源モードを「最適なパフォーマンス」に設定して行なった。
まずは純粋なCPU性能を測る「Cinebench 2026」から。結果は、同じCPUながら「LG gram 14」と「LG gram Pro 16」で結果に差異があった。マルチコアがそれぞれ1822ptsと2411pts。シングルコアが453ptsと485ptsとなり、Proモデルのほうが一歩性能は高い。要因として1つ考えられるのは、ボディサイズの違いにより備わっている冷却機構の差だろう。ただ、ビジネス用途であればいずれのモデルも十分すぎるスコアと言えるだろう。
続いて、アプリの動作性能を測る「PCMark 10」を実行。スコアはそれぞれ7937と8160となった。「LG gram 14」と「LG gram Pro 16」ではストレージ性能に差はあるが、Cinebenchで見られたCPU性能の差異はあまり生じておらず、Web会議や資料作成、表計算ソフトでの作業など、日常的なオフィスワークをこなす上では余裕のあるパフォーマンスであることが伺える。
グラフィックス性能については、軽めな3D性能を「3DMark」で計測。「Night Raid」「Fire Strike」「Time Spy」の3つを実行した。結果は、「Night Raid」がそれぞれ20556と30126、「Fire Strike」が4856と6114、「Time Spy」が2428と3235とCPU性能と同様に「LG gram 14」と「LG gram Pro 16」とで差がついた。ディスクリートGPUを搭載しないビジネスノートとしては妥当な値で、3DCGを使った重いゲームには厳しいものの、軽めの作業用途であれば不満は出ないだろう。
ゲームベンチマークとして、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク Ver. 1.1」も実行してみた。グラフィック設定は「高品質(ノートPC)」「標準品質(ノートPC)」で画面サイズはフルHDのフルスクリーンモードで行っている。
結果は「高品質(ノートPC)」ではスコアがそれぞれ5335(普通)と8169(快適)。「標準品質(ノートPC)」では7832(やや快適)と9179(快適)となった。平均フレームレートは「LG gram Pro 16」の「標準品質(ノートPC)」で約61fpsなので、設定次第ではプレイできるレベルだ。ただ3Dゲームでもよりライトなゲームをおすすめしたい。
一方で、注目に値するのがバッテリー駆動時間だ。ビジネス用途を想定したバッテリーテスト「PCMark 10 Battery Life(Modern Office)」を電源設定「バランス」、画面輝度20%、残りバッテリー30%で節電モードへ移行する条件で計測した。
結果は、「LG gram 14」で30時間8分、「LG gram Pro 16」では32時間58分という、驚異的なロングライフを記録。これは1日24時間を超えるスタミナであり、出張や終日の外出時でもACアダプターを自宅に置いたまま使い続けられる持続力を備えていることが確認できた。
実際に使ってみても、Web会議をしながら資料を作成するといったマルチタスク環境で、動作が重くなる場面はほとんど感じられなかった。「LG gram Pro 16」は画面の広さもあって、複数のウィンドウを並べての作業がしやすく、据え置きのディスプレイ環境に近い感覚で使えるのも好印象だった。一方で、「LG gram 14」は軽さが際立ち、カフェなど外出先でさっと取り出して使うシーンに向いている。

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