「夜ごはん何がいい?」の質問に、AIがレシピ付きで答えてくれる時代が来た。
パナソニックは6月17日、AI料理パートナー「Bistroアシスタント」に無料の「BASICプラン」を新設し、無料と有料の2プラン体系に刷新すると発表した。あわせて、有料の「PREMIUMプラン」に新機能を追加し、自動調理鍋「オートクッカー ビストロ」との連携にも対応する。
Bistroアシスタントは、生成AIを活用し、LINE上で献立や調理手順を相談できる対話型サービス。2025年4月に、スチームオーブンレンジ「ビストロ」向けの調理支援サービスとして提供を開始した。パナソニックが蓄積してきた調理家電の制御技術やレシピ開発ノウハウ、顧客対応で得た知見を組み合わせ、調理前から調理後までを支援する。
リニューアルでは、基本機能を無料で使えるBASICプランを用意した。レシピ提案や調理サポートを気軽に試せるようにする。
有料のPREMIUMプランは月額330円。スマートフォンで撮影した食材画像をもとにレシピを提案する「食材パシャッとレシピ」、メイン料理の調理中に並行して作れる副菜を提案する「ぱぱっと副菜レシピ」などの機能を追加で利用できる。
「食材パシャッとレシピ」は、使いたい食材をスマートフォンで撮影して投稿すると、AIが画像から食材を認識し、適したレシピを提案するというもの。食材名を手入力する手間を減らし、冷蔵庫やキッチンにあるものから献立を考えやすくする機能だ。
「ぱぱっと副菜レシピ」は、スチームオーブンレンジやオートクッカーでメイン料理を作っている間に、使用中の機器を使わずに作れる副菜を提案するというもの。最大10品の候補を示し、調理の段取りに慣れていない人でも、もう一品を用意しやすくする。
新たに対応する「オートクッカー ビストロ」は、材料を入れるだけで調理を任せられる自動調理鍋だ。パナソニックによると、国内電気調理鍋市場で、機器と連携するレシピサービスとして生成AIを使い、対話で調理を支援するサービスは業界初だという。
多機能オーブンレンジや自動調理鍋、調理済み食材などの登場で調理の負担は減っていく一方で、日々の献立を考える負担は残っている。パナソニックがその“ラストワンマイル”をつぶしてくれるかもしれない。
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