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これが世界第2位の実力だ! 画質も音も高水準なプレミアムテレビ「TCL C8L/C7L」の実力にため息

2026年05月29日 11時00分更新

文● 折原一也(語り) 構成●ASCII

提供: 株式会社 TCL JAPAN ELECTRONICS

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 2026年のテレビ市場において、ひときわ異彩を放つ存在となっているのがTCLだ。国内ブランドが強い日本市場においてもその存在感が増している。5月にはそのラインナップが刷新され、技術力で世界をリードする存在であることや製品力の高さを存分にアピールする製品が登場している。その姿はかつてのイメージを上書きする、大きな変貌を遂げている。

 この記事では、TCLの2026年モデル「C8L」および「C7L」をAV評論家の折原一也氏が体験、その驚きの進化と、自社開発パネルがもたらす圧倒的な優位性を語ってもらうことにした。

TCL C8Lシリーズ プレミアムモデル 5月21日発売
SQD Mini-LEDパネル 55/65/75/85/95型(実売価格26万円前後~)

TCL C7Lシリーズ ハイグレードモデル 5月21日発売
SQD Mini-LEDパネル 55/65/75/85型(実売価格22万円前後~)

世界シェア2位の巨人が放つ「真のプレミアムテレビ」

――TCLの最新モデル「C7L」と「C8L」の両機種を体験していただきました。まずは全体的な感想からお聞かせください。

折原: 一言で言えば、どちらも非常にハイレベルで、真の意味での「プレミアム機種」だと確信しました。今、Mini-LED液晶テレビは他社も含めて数多く登場していますが、その中でもTCLの存在感は突出しています。

 特に上位の「C8L」に関しては、もはや世界のトップを獲りに行っているような勢いを感じますし、スタンダード寄りの「C7L」にしても、コストパフォーマンスを含めた完成度が恐ろしく高い。画質はもちろんですが、音響面も含めた「テレビとしてのトータルな完成度」が一段上の水準に引き上げられました。

――他社と同等の性能が割安に手に入る機種ではなく、最高性能を目指す競争に挑んだ製品ということでしょうか?

折原: そうですね。かつてのイメージで止まっている人は、今すぐ考え方を改めるべきです。テレビの世界シェアにおいて、TCLは現在、サムスン電子に次ぐ第2位です。3位以下を引き離し、圧倒的な規模を誇っています。日本のトップであるソニーでさえ、世界シェアで見ればベスト10に入れるかどうかという規模感ですから、いかにTCLが巨大なブランドであるかが分かります。そして、そんなTCLが本気で日本市場に「最高級のハイエンド」を投入してきたことの重みを感じることができました。

ともに65型モデル。正面から見たC8LとC7Lの違いは少ないが、画質や音質などはもちろん差別化されている。

垂直統合がもたらす「SQD Mini-LEDパネル」の衝撃

――今回のモデルでは、パネル技術に大きな特徴があるそうですね。

折原: はい、そこが一番の注目点です。2026年のトレンドとして、多くのメーカーがRGBバックライトのMini-LEDを採用し始めていますが、TCLは「SQD Mini-LED」という、独自の進化を遂げた路線を打ち出しました。

本体の側面にはSQD Mini-LEDパネルを搭載していることが示されている。

 SQDは「Super Quantum Dot」の略で、従来のQD(量子ドット)を凌ぐ、より高水準なパネルということを示しています。

 私は昨年、中国にあるTCLの本社と、パネル開発を担う子会社の「CSOT(華星光電)」の工場を視察してきたのですが、そこで驚かされたのはその「内製化」の徹底ぶりです。液晶パネル自体はもちろん、量子ドット技術、さらにはカラーフィルターに至るまで、すべて自社で開発・生産している。ここまで一気通貫で「自社技術」として垂直統合できているメーカーは、世界を見渡してもほかにありません。

――すべて自社で作ることによるメリットは何ですか?

折原: 汎用品を組み合わせて作る他社とは違い、すべてのパーツを「最高画質」という一つのゴールに向けて専用設計し、最適化できる点です。今回の「SQD」は、従来のMini-LEDと量子ドットの組み合わせをさらに昇華させたもので、純度の高い量子ドット変換を可能にする「Super Quantum Dot技術」と、独自の「Ultra Color Filter」パネルを組み合わせています。

 特にカラーフィルターの優劣は、画質にこだわるマニアの方でもスルーしがちな要素なのですが、実はここが色作りの肝となります。すべてを自社でコントロールできるからこそ、他社には真似できない色純度と輝度の両立が可能になったわけです。

――RGB Mini-LEDバックライト搭載のテレビも各社から登場している状況です。比較すると、どのような違いがあるのでしょうか?

折原: RGBバックライトは色の純度は高いですが、輝度を出しにくいという弱点があります。一方、従来のMini-LEDは明るいものの、色を鮮やかにしようとすると純度が落ちる傾向がありました。

 しかし、このSQD Mini-LEDは、RGBレーザーに匹敵するほどの鮮やかな色純度を持ちながら、圧倒的な高輝度も維持できる。単色の明るいシーンでも輝度が落ちず、ビビッドな色をそのまま光として表現できるんです。例えば、映画に出てくるネオン看板のシーン。オレンジやブルーが、色が抜けることなく、制作意図通りの「輝き」を持って迫ってくる。これはちょっとした進化ではなく、革新的なブレイクスルーだと言えます。

 なお、SQD Mini-LEDと広色域規格「BT.2020 100%」への対応は技術的にも非常に大きなポイントとなる。これら二つは「光の質」と「色の器」という、高画質を支える両輪の関係にあるためだ。まずSQD Mini-LEDは、いわば「究極の光源」を目指す技術。折原氏のコメントにもあるように、2026年のトレンドであるRGBバックライトの課題は、色純度を追うと輝度が落ちる点にある。そこで、TCLは自社内製の強みを活かし、純度の高い量子ドット変換技術によって、眩いばかりの輝度と色の濃さを両立させているわけだ。

 一方、BT.2020 100%カバーというのは、その光を受け止める「器」の広さを意味する。BT.2020は従来の放送規格を遥かに超える次世代の広色域規格だが、これを面積比ではなく「100%カバー」と言い切れるのは、自社開発のカラーフィルターとパネルの緻密な整合があってこそだ。

 これまでは「スペック上の色域」でしかなかったが、C8L/C7Lでは、SQD Mini-LEDバックライトが生み出す高純度な光を、この広大な器で余すことなく表現する実力を持っている。結果として、単に「派手な色」ではなく、実物のような「深みと実在感のある色」を安定して出力できるようになった。このハードウェアの一貫性こそが、TCLが持つ技術的信頼のカギとなる要素だ。

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