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グーグル、新しいGeminiをとことん使うPC「Googlebook」発表

2026年05月13日 11時45分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 AI前提のノートPCへ。

 グーグルは5月12日、新しいノートPCカテゴリ「Googlebook」を発表した。2026年秋に発売予定。クラウドサービスを中心に設計されたChromebookから15年以上を経て、Geminiを中核にした“知能システム”としてノートPCを再設計する試み。

 Googlebookは、Androidのアプリ環境やGoogle Play、ChromeOS由来のブラウザ体験を組み合わせたノートPCだ。Geminiによる支援を前提に設計され、Androidスマートフォンとも自然に連携する。

 目玉機能のひとつが「Magic Pointer」だ。カーソルをササッと動かすとGeminiが起動し、画面上で指しているものに応じて提案を出してくる。メール内の日付を指して予定を作ったり、部屋の写真とソファの画像を選んで配置イメージを作ったりできる。

 もうひとつの機能が「Create your Widget」だ。プロンプトを入力するだけで、GeminiがGmailやカレンダー、Webの情報を使い、旅行やイベントの情報をまとめた個人用ウィジェットをデスクトップに作る。

 Androidとの連携も強化される。ノートPC上からスマホアプリを開いて操作したり、スマホ内のファイルをGooglebookのファイルブラウザから検索・挿入したりできるようになる。ファイル転送を意識せず、スマホとPCをまたいで作業できるようにするのが狙いだ。

 ハードウェアはAcer、ASUS、Dell、HP、Lenovoなどのパートナーと開発される予定だ。Googlebookは複数の形状やサイズで展開され、外観上の特徴として「glowbar」と呼ばれる発光バーを備えるという。

 Googlebookは、単なるChromebookの後継ではなく、“常にAIを使うためのPC”を目指す試みだ。ノートPCの中心がOSやアプリではなくAIに移っていくきっかけになる可能性を秘めている。

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