春のヘッドフォン祭 2026 第3回
エミライ自社開発のイヤホン「em NEXIEM Limited(Sound Master Edition)」がスゴい、FIIOは今回も多すぎの新製品
2026年05月04日 06時00分更新
レトロ感覚が楽しいSnowsky
FIIOのカジュアルラインとして存在し、手ごろな価格とレトロ感のある楽しいデザインのプレーヤーやヘッドホンで注目を浴びているのがSnowskyだ。こちらも多くの製品が登場した。
「Snowsky ECHO」は、Snowskyシリーズの中では上位のモデルで「ECHO MINI」から性能が大幅にアップグレードしている。
筐体はプラスチックからCNC削り出しのアルミマグネシウム合金(6000系)製に、DACもPCM192kHz/24bit、DSD256対応のシーラス・ロジックの「CS43198」をデュアルで搭載(従来はCS43131)となり、画面サイズ1.99インチから2.39インチに大型化している。
4.4mm(260mW、32Ω)と3.5mm(同120mW)のヘッドホン出力を装備。レトロカセットテーマのUIやVUメーターなどの視覚演出が可能だ、
内蔵ストレージは8GBで、microSDカードの使用も可能。Bluetooth 5.3(SBC)の送信にも対応し、テキストの読み上げ機能なども持つ。サイズは約85(W)×55.5(D)×14.3(H)mm/約85g。バッテリー駆動時間は約14時間。USB DACとしての利用はできるが、デジタル出力は持たない。
海外価格は税抜きで70ドル程度になる見込みだ。レザーケースやTPUケースも販売予定。
FIIO「Snowsky ECHO NANO」は、筒状のメタル筐体の上部にダイヤル(スクロールホイール)を備えたポータブルプレーヤーで、詳細は不明だが、専用DACチップやUSB DAC機能も備えたプレーヤー。海外価格は税抜きで49.99ドル。ブラック、ホワイト、ピンク、スカイブルー、チタニウム、グリーンと豊富なカラーバリエーションを備えている。
Snowsky「OKA NANO」は13.8mmと口径の大きなダイナミック型ドライバーを純チタン製の筐体に収めたフラッグシップイヤーモニター。振動板はベリリウム合金製。1.5Tの高時速密度の磁気回路も備えており、澄んだ高解像度サウンドとのこと。前室にアコースティックプリズム、後室に気流ダンピングを持つ構造。本体には2種類の交換式ノズルが付属してい音質のカスタマイズができる。プラグは3.5、4.4mm、USB-Cの3つの交換式。海外価格は税別で450ドル程度。
FIIO「Snowsky DISC」は円形の1.8インチディスプレーを備えたデジタルオーディオプレーヤーで、特徴ある本体の画像を変更して、積極的に人に見せる用途も想定している。
OSは音質重視で独自開発したLinux。DACには384kHz/32bitとDSD 128対応のCS43131をデュアル搭載している。
Bluetooth 5.4の送信時には対応し、SBC、AAC、LDACに対応。イヤホンやスピーカーにハイレゾ級ワイヤレスでの接続が可能。ヘッドホン出力は4.4mmと3.5mmで、バランス駆動時の最大出力は280mW。外部ストレージとして最大2TB のmicroSD(TF)カードを使用できる。USB DAC機能に加え、AirPlay、Roon Ready(認証中)のWi-Fi対応。USBと同軸のデジタル出力も持つ。
サイズは約68(W)×68(D)×12.9(H)mm/約77.2g。バッテリー駆動時間は約12時間。本体は3色(Black、Blue、Pink)。3色(Black、Green、Red)の専用ケースも用意する予定。海外価格は税抜きで90ドル程度になる見込みだ。
「Snowsky FH3 LUMI」は1D+2BAのIEMで、レトロ志向のボーカル重視チューニング。天然カシミヤ複合木質繊維振動板を採用しているとのこと。歯擦音(サ行)専用処理技術を搭載。聴き疲れしない音質を目指した。フェイスプレートは立体浮き彫り加工で、リケーブルにも対応したハイレゾ対応イヤホン。海外価格は129.99ドル。
FIIOのポータブルも登場
ポータブル系ではFIIOブランドの製品も多数展示。
「FIIO RR13」は令和の時代にあらわれた高性能FMラジオで、メカニカル蓄光式ポインター採用のレトロデザイン。内蔵アンテナと標準ロッドアンテナによる二重受信構成になっている。ヘッドホン端子に加えて、ステレオ5磁石スピーカーを搭載。
FMチューナーチップは「Si4831」。アナログPVRチューニング+BASS / 3Dサウンドエフェクトなどを利用可能。交換可能なバッテリーは約7.5時間の連続使用が可能。マルチカラーの展開も予定されているそうだ。海外価格は税抜きで54.99ドル。
ポータブル系ではFIIO「UTWS17」はケーブル着脱式の有線イヤホンをワイヤレスイヤホンにできるアダプターで、Bluetooth 6.0対応で、チップはクアルコムの「QCC5181」。LDAC、LHDC V5、aptX Losslessコーデックの使用が可能。DACは独立していて「AK4333」を別途搭載。アンプの最大出力は85mW(32Ω)。ワイヤレス充電にも対応する。ケースのディスプレーで充電状況などが分かるほか、端子の変更でMMCXにも2pinにも対応できるのが面白いところ。ほかに10バンドのパラメトリックEQなども備える。海外価格は税抜きで199.99ドル。
「FIIO QX11」は世界初公開となったポータブルUSB DAC。高性能なプロセッサー(SPV5068)、DAC(ES9069×2基)、オペアンプ(OPA1622×2基)を搭載。4.4mmバランス出力で780mW(32Ω)、3.5mmシングルエンド出力で270mW(32Ω)の高出力を誇る。Hi-Fiモードに加えて、ゲーミングモードも備えており、専属チューニングのゲーミングサウンドエフェクトも搭載している。海外価格は税抜きで150ドル。
FIIOからは1980年代のポータブルヘッドホンをほうふつとさせるカジュアルな雰囲気の「EH11」も発売されたばかりで、会場でも展示されていた。本体は92gと軽量で、セミオープン型。ドライバーの口径は40mmで、イヤーカップ部は木材を使用しているほか、Bluetooth 6.0/LDACコーデック、マルチポイント接続可能なワイヤレス接続にも対応している。連続再生時間は30時間。カラーバリエーションは5色で、実売価格は8000円弱だ。
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