augment AIは3月17日、スマートウォッチ「wena X(ウェナ クロス)」を発表した。3月20日11時よりGREEN FUNDINGにてクラウドファンディングを開始する。同社は、ソニーグループからwena事業の商標・特許を継承し、開発チームがスピンアウトして2025年7月に設立された企業。代表取締役CEOの對馬哲平氏は学生時代にwenaの原型を考案し、ソニーの新入社員時代に事業を立ち上げた人物だ。
なお、ソニーは3月2日付で「wena」商標および関連ドメイン(wena.jp)をaugment AIに譲渡・移管したことを公表しており、同社が今後展開する商品・サービスはソニーとは完全に独立した事業となる。
腕時計用バンドにもスマートバンドにもなる2way構造
世界最小ボディーに独自OS搭載
wena Xの最大の特徴は、腕時計スタイルとスマートバンドスタイルを簡単に切り替えられる2way構造だ(特許出願済み)。外出時はフォーマルな腕時計として、運動時や就寝時はバンドから取り外してスマートバンドとして使える。対応ラグ幅は16〜24mmで、幅広い腕時計に装着できる。
本体は完全新規設計により、1.0インチ以上のフルカラーディスプレー搭載スマートウォッチとして世界最小(同社調べ)を実現した。前モデルのwena 3比で全長8.5%小型化しながら、1.53インチのカーブAMOLEDを搭載。表示領域は約1.7倍に拡大し、画素密度も326ppiに向上している。外装には全金属パーツにSUS316Lを採用し、従来のIPコーティングより硬度5倍以上のDLC(Diamond Like Carbon)コーティングを施した。
さらに、アンテナをディスクリート設計とし、金属外装自体をアンテナとして活用することで専用のアンテナ部品を省き、筐体のさらなる小型化に貢献している。
小型化を支えるのが、独自開発のRTOSベース「wena OS」だ。汎用OSではなくwena X専用に最適化されており、きめ細かなスリープ制御によってわずか80mAhのバッテリーで最大1週間の駆動を実現する。搭載アプリはエクササイズ、天気、アラーム、タイマー、ミュージックコントロール、ChatGPTなど。NFC決済やジェスチャーによる片手操作も開発中だ。
睡眠解析では東京大学発スタートアップのACCELStarsと資本業務提携し、医科学研究に基づくAI睡眠分析機能を共同開発する。3波長統合型の光学式心拍センサーにより、心拍センシング精度は従来の86.8%から93.3%へ向上した。運動面では130種類以上のエクササイズに対応し、トレーニング効果や筋肉回復度、VO2Maxなどを可視化する。ヘルスログは日本国内サーバーで保管・自社管理する方針だ。
10周年記念スケルトン時計も同時発売
クラウドファンディングは3月20日開始
wena誕生10周年を記念し、機械式スケルトン腕時計「wena X - 10th Special Edition -」も同時に先行予約を開始する。
スイス製の新型ムーブメントSELITA SW200-2 S b Power+を搭載し、8振動(4Hz)の滑らかな運針と65時間のパワーリザーブを両立した。仕上げには量産仕様最上位のD2装飾とルテニウムアンスラサイトめっきを採用。バンドにはフランスの老舗メゾンJean Rousseauのカーフレザーを使用し、裏材には汗染み防止のラバータッチカーフレザーを配した。Silver・Black各200本の計400本限定だ。
クラウドファンディングの概要は以下のとおり。
・開始日時:2026年3月20日(金)11時
・プラットフォーム:GREEN FUNDING
●以下、リターン(一部)
・超早割「wena X metal/leather+loop rubberバンド&エンドピースセット」:5万6800円(16%OFF、先着各500本)
・超早割「wena X loop rubber」:4万6800円(18%OFF、先着500本)
・クラウドファンディング限定「wena X - 10th Special Edition -」セット:34万9800円(31%OFF、先着各色200本)
・発送:2026年12月末から順次
クラウドファンディング期間中は二子玉川 蔦屋家電、福岡天神 蔦屋書店、SHIBUYA TSUTAYA、梅田 蔦屋書店でタッチ&トライ展示を行う。なお、同社はシードラウンドで総額1億7000万円の資金調達を完了しており、ソニーグループのほか事業会社やエンジェル投資家が出資に参加している。






























