レノボはMWC 2026に合わせて、報道陣向けの事前説明会を実施し、最新のハードウェアおよびAIソリューションを公開。レノボは毎年MWCに向けて意欲的なコンセプトモデルを発表しており、今回も注目を集めていた。
画面が折りたためるゲーミングPC!
最大11.6型でPCゲームが楽しめる「Lenovo Legion Go Fold Concept」
その1つが、折りたたみディスプレーを搭載したハンドヘルドのゲーミングPC「Legion Go Fold Concept」。プロセッサーはCore Ultra 7 258Vで、32GBメモリーを搭載し、48Whのバッテリーを搭載している。
面白いのは外折りタイプの有機ELディスプレーと、取り外し可能な左右のコントローラーで構成されていること。さらにコントローラーの着脱により、4つのモードで利用可能となっている。
まずは折りたたんだ状態のStandard Handheld Mode。続いては、画面を完全に開いて縦長に配置するVertical Split-Screen Mode。コントローラーを画面の下半分にまとめて装着することで、画面の半分でゲームをプレイしつつ、もう半分でDiscordでのチャットや攻略情報を表示できるわけだ。
さらに、画面を横向きに完全に開いた状態で、11.6型の大画面で没入感のあるゲームプレイが可能なHorizon Full Screen Mode。そして付属のタッチパッド付きワイヤレスキーボードと組み合わせることで、クラムシェル型PCのように使用できるExpanded Desktop Modeだ。
最後のモードでは、右側のコントローラーは、底面センサーを用いて垂直マウスとして機能するほか、コントローラー上の小型画面をタッチパッドやパフォーマンス表示用の画面として利用できる。
セカンドディスプレーやキーボードを自由に取り付けられる
合体PCのコンセプトモデル
もう1つのコンセプトモデルは「ThinkBook Modular AI PC Concept」。プロフェッショナルの多様な働き方に対応する、柔軟なモジュール式PCをコンセプトにしており、14型のベースシステムと取り外し可能なセカンダリディスプレーで構成される。
「小さく持ち運び、大きく使う」という設計思想に基づき、背面のセカンダリディスプレーは内蔵キックスタンドを利用して本体から取り外し、独立したポータブルモニターとして使用可能。ディスプレーは横向きだけでなく縦向き(ポートレートモード)での使用にも対応する。
また、キーボード部分はマグネットで着脱可能で、Bluetoothキーボードとして独立して機能する。キーボードとディスプレーの位置を入れ替えることで、最大19インチ相当の作業領域を持つデュアルスクリーンシステムの構築が可能となっている。
インターフェースもモジュール化されており、USB Type-C、HDMI、USB Type-Aなどのポートモジュールを、マグネットとポゴピンを利用して左右で自由に入れ替えることができる。特定の拠点を持たずに移動するユーザーに対し、環境に合わせた最適な構成にできる。
AIアシスタントは今年中頃の販売を目指す
昨年のMWCでも披露されたAIアシスタント「Magic Bay Tiko」は、2026年中頃を目途に量産モデルとして発売されることが発表された。ThinkBookのディスプレー上部にマグネットとポゴピンを利用して装着するデバイスである。
音声での対話に応答するだけでなく、指定したウェブサイトを開いたり、Spotifyなどのアプリケーションを直接起動させたりするタスク実行能力を備える。
内蔵センサーにより、手のジェスチャーで音声通話の着信応答や終了ができる。ストップウォッチや呼吸エクササイズなどの機能を備えるほか、画面上の仮想的なコーヒーを与えると喜ぶといった、ユーザーに感情的な価値を提供するリアクション機能が実装されている。
このほか、生産性タスクを支援する「Lenovo AI Workmate Concept」や、時計機能と充電ハブを備えたドック型の「Lenovo AI Work Companion Concept」も展示された。AI Workmate Conceptは、PowerPointの資料作成などを支援し、机や壁といった周辺環境へコンテンツを投影する機能を備える。
AI Work Companion Conceptは、カレンダーと同期してバランスの取れたスケジュールを生成し、適切な休憩のタイミングを提案する機能を持つ。

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