アスペクト比と解像度を指定可能
画像生成を制作工程に組み込むとき、最初に問題になるのは画風ではない。解像度と比率だ。SNSの縦長投稿、横長バナー、スライド資料、YouTubeサムネイル。用途ごとに「形」が決まっている。Nano Banana 2は512px/1K/2K/4Kといった解像度指定に加え、縦長や横長を含む複数のアスペクト比を扱える。あとからトリミングする前提ではなく、最初から納品物の形で出す発想だ。
同一プロンプトで1:1、16:9、9:16の3パターンを生成して確認した。
プロンプト:ボールとじゃれる子犬。
比率ごとに構図が最適化され、主役の子犬がどの比率でも枠内に収まっている。比率が変わるにつれて背景の情報量も自然に調整されており、トリミングで無理やり合わせた印象がない。
ただし、出力できる実際の解像度は利用環境によって異なる。Geminiアプリ(AI Proプラン)でプロンプトに「4Kで出力」と指定しても、実測値は最大2816×1536止まりだった。一方、Google AI Studioでは解像度を512/1K/2K/4Kからドロップダウンで明示的に選択でき、4K(4096×4096)での出力も確認できた。
モデルスペックとしての4Kと、各プロダクトで実際に出力できる上限は別物だ。Geminiアプリでの実測値はプランによって変わる可能性もあるため、高解像度が必要な用途はAI Studio経由を検討する方がいいだろう。

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