人気観光スポットの国宝・善光寺や戸隠神社が雪をまとった神秘的な美しさを見せる、冬の長野県長野市。市内には戸隠スキー場やエムウェーブなど、冬のアクティビティを楽しめるスポットが豊富にそろう一方で、信州の山々がもたらす清らかで豊富な水と自然豊かな気候により、市内各地では良質な地酒が育まれています。
市内にある6つの酒蔵では個性豊かな酒造りが行われ、これまでに「若緑」「川中島」「十九」など、数多くの銘酒が生まれてきました。日本酒以外にもワインやシードル、クラフトビールなどが人気を集めていますが、今回は2021年に発売されて以降、若い人を中心に人気を集めているフルーティなクラフトビール「松代エール」をご紹介します。
特産の杏、サクランボ、山芋、白桃を使った色合いも華やかな全4種
「松代エール」は、真田十万石の城下町として知られる市内の松代地区で生まれたクラフトビールです。“歴史”という町のテーマを継承しつつ、若者や女性に向けた上質でおしゃれなものを目指して開発され、2021年12月に全4種類のラインアップで登場。松代の特産品である杏やサクランボなどを生かした4種は、どれもビールが苦手な人でも飲みやすいフルーティな味わいと、SNS映えする華やかな色合いが特徴です。
松代産の杏を使った「トヨヒメ」(写真上)は、杏の実のような明るいオレンジ色。杏を町にもたらしたお姫様をイメージしたという華やかな味わいです。赤い色合いが目を引く「ハツコイ」は、甘味が強い松代のサクランボを使用。サクランボの花言葉“小さな恋人”を表現した、初恋のような甘酸っぱい味に仕上がっています。一度飲んだらクセになる味と言われるのが、長芋を使った「カイヅ」(写真下)。松代藩の時代から栽培されていた甘味の強い長芋を使用した茶色いビールの名は、松代のシンボル・松代城の旧名「海津城」に由来しています。唯一、「川中島エール」と刻印された「モモノカ」は、川中島白桃を使用した赤みがかった1本。芳醇な香りから“桃の王様”と呼ばれる白桃を生かした、香りのよさがポイントです。
味だけでなく、ラベルデザインにも松代らしさが散りばめられた「松代エール」。着物をモチーフに、真田家の家紋である六文銭や周囲の山々、千曲川(信濃川)などが描かれたデザインは、自然豊かな歴史の町を訪れた際のおみやげにもぴったりです。これまでは町内の酒販売店や飲食店での販売がメインでしたが、今後は市内全域や東京での販売も検討されているとのこと。もし見かけたら、松代生まれの話題の味をぜひ味わってみてください。
DATA
松代エール
価格:すべて1本800円(330ml)
https://www.matsushiro-kankou.com/special/matsushiro-ale/
市内の名物グルメといえば、信州そばやおやきなどがありますが、冬に市内を訪れたなら、香り高い信州そばをご堪能あれ。冬の冷水でしめることで喉越しが際立つそばは、他の季節に食べるよりも風味もよくて美味しいと評判です。戸隠地区では、そばを5~6束ごと小分けにした、“ぼっち盛り”という独自のスタイルで楽しめるので、こちらもチェックしてみては?
※記事内の価格はすべて税込です。販売価格は予告なく変更される場合があります。
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