ASUSTORの新NAS「LOCKERSTOR Gen2+」シリーズが正式発表
フィールドスリーは、ASUSTORの新NASシリーズ「LOCKERSTOR Gen2+」を発表した。リリース日は12月10日で、「LOCKERSTOR 2 Gen2+(AS6702T v2)」「LOCKERSTOR 4 Gen2+(AS6704T v2)」「LOCKERSTOR 6 Gen2+(AS6706T v2)」の3モデルがラインアップされる。価格は85,900円から。
高速化・柔軟性を高めたストレージ設計
「LOCKERSTOR Gen2+」シリーズは、5GBASE-Tポートを新たに採用することで、従来比2倍のLAN速度を実現。10Gbpsクラスに迫る通信性能を備えながら、コストパフォーマンスにも優れている。さらに4基のM.2 SSDスロットを搭載し、HDDやSSDを自由に組み合わせて利用できる柔軟なストレージ構成に対応する。背面にはUSB 2.0ポートも追加され、停電時のデータ保護にも配慮している。
最新CPUとADM 5.0によるセキュリティ・安定性の向上
シリーズの中心となるインテル製クアッドコアCPU「N5105」は、最大2.9GHzで動作し、コンテンツ制作やマルチタスク処理を効率化する。また、「ADM 5.0」オペレーティングシステムによってセキュリティレベルが引き上げられ、全体の安定性も強化された。特に監視機能の「Dr. ASUSTOR」と、接続セキュリティを高める「ADM Defender」の導入により、NAS環境の保護性能がさらに向上しているという。
「LOCKERSTOR Gen2+」シリーズのラインアップと機能強化は、ストレージニーズの多様化に応えるものであり、複数のストリーミングサービスを活用するユーザーにとっても利便性を高める設計となっている。効率的なデータ管理と柔軟なストレージソリューションの実現を目指した本シリーズは、個人からビジネス用途まで幅広いユーザーに新たな価値を提供する見込みだ。















