中国の自動車大手BYDが10月29日、同社として初めて軽自動車タイプのEV「BYD RACCO(ラッコ)」を世界初公開した。10月30日から開催する展示会「Japan Mobility Show 2025」で展示する。
RACCOは、2026年夏に市場投入が予定される新型EVで、BYDとして初めて海外専用に設計されたモデル。コンパクトなボディに、BYDのEV技術を凝縮した都市型コミューターという位置づけ。BYDの軽EV投入は初となり、国内メーカーへの挑戦として注目されている。
Japan Mobility Showでは、RACCOのほかにも13台の車両が展示される。乗用車部門では、プラグインハイブリッド「BYD SEALION 6 DM-i」や「BYD ATTO 3」、同社の高級ブランド「仰望(ヤンワン)」のスーパーカー「YANGWANG U9」が日本初公開となる。
商用車部門でも、2026年発売予定のEVトラック「T35」を世界初披露するほか、移動型サウナを搭載したモデルも登場。小型EVバス「J6」をベースにした移動オフィス仕様の「J6 リビングカー」も日本初出展される。
Japan Mobility Show 2025は、一般社団法人日本自動車工業会の主催で、10月30日から11月9日まで東京ビッグサイトで開催される。













