マイクロソフトは9月8日、Windows Insider登録者向けに「Windows 11 Insider Preview Build 27938(Canary Channel)」を公開した。
同バージョンでは、ファイルエクスプローラーで特定の種類のファイルを右クリックした際、メニューにAI機能の選択肢が表示される「AIアクション」を導入。より簡単に、すばやくAI機能にアクセスできるようになっている。
9月9日現在、対応するファイル形式とAI機能は、それぞれ以下のとおり。
■対応ファイル形式
・.jpg/.jpeg/.png
■利用可能なAI機能(以下のいずれか)
・Bingビジュアル検索:画像を使ったウェブ検索機能
・背景をぼかす:写真アプリが開き、背景をぼかし処理が可能
・オブジェクトの消去:写真アプリを使って、画像内の不要なオブジェクトを除去
・背景の削除:ペイントを利用して、ワンクリックで画像を自動的に修正し、被写体を滑らかに切り抜くことが可能
なお、Windows Insiderで提供されるバージョンはテスト版という位置づけで、未発見の深刻なバグが存在する可能性も否定できない。特段の理由がない限り、正式版の登場まで待った方が安全だ。
あわせて、Insider向けに提供されている機能が、必ずしも正式版に実装されるわけではない点も留意しておきたい。








