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田口和裕の「ChatGPTの使い方!」 第37回

OpenAIのローカルAIを無料で試す RTX 4070マシンは普通に動いたが、M1 Macは厳しかった…

2025年08月08日 09時00分更新

文● 田口和裕

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WindowsでLM Studioを使う手順

 それではLM Studioを使用してWindowsでgpt-ossを利用できる環境を作っていこう。

 なお、筆者のマシンスペックは以下。gpt-oss 20Bは本来16GBのビデオメモリーが必要なのだが、LM Studioは「量子化+CPUオフロード」などの技術を使って12GBでも動作可能になっているという。果たして動くだろうか?

CPU Core i7-13700F(2.1GHz) 16コア24スレッド
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 4070 12GB
メモリー 48GB DDR4 3200MHz
SSD 2000GB(M.2)

 まずはLM Studioにアクセスし、アプリをダウンロードする。

「Download for Windows」をクリック

 すでにLM Studioをインストールしている場合も最新バージョンにアップデートしておこう。

このメッセージが表示されたら「Update Now」をクリック

 左側サイドバーにある「Discover(虫メガネ)」アイコンをクリックすると「Mission Control」画面が開き、LM Studioで利用できるLLMモデルが一覧表示される。

 ここではもちろん「openai/gpt-oss-20b」を選択して「Download」ボタンをクリックしよう。

「Download」をクリック

 ダウンロードが始まる。12.11GBもあるので気長に待とう。

 ダウンロード完了のメッセージが表示されたら「Load Model」をクリック。

 しばらく待つとロードが終了しチャットUIが表示される。画面上部のモデル表示欄に「openai/gpt-oss-20b」と表示されているか確認しよう。

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