任天堂、Switch 2の盗難に注意喚起 追跡や遠隔ロック機能は搭載せず

文●サクラダ 編集●飯島恵里子/ASCII

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 任天堂は7月18日、同社の公式X(旧Twitter)アカウント「任天堂サポート」を通じて、Nintendo SwitchおよびNintendo Switch 2の紛失・盗難に関する注意喚起をおこなった。夏休みの行楽シーズンを迎え、ゲーム機を屋外へ持ち出す機会が増えることを見越したものだ。

紛失・盗難に備えて知っておきたい
追跡できない事実とアカウント保護の方法

 投稿によると、Nintendo SwitchおよびNintendo Switch 2本体は、万が一紛失や盗難に遭った場合でも、インターネット経由で現在地を特定したり、遠隔操作で本体の使用を停止させたりする機能は搭載されていない。スマートフォンなどとは異なり、一度手元から離れると発見は極めて困難になるため、ユーザー自身の管理が重要となる。

 任天堂では、万が一の事態に備え、第三者による不正利用を防ぐための対策を案内している。具体的には、ニンテンドーアカウントのパスワードを速やかに変更すること、そして紛失・盗難にあった本体の「特定ソフトの利用券を共有できる本体」の登録を解除することを推奨している。これにより、アカウントに紐づくダウンロードソフトや追加コンテンツが他の本体で利用されるリスクを低減できる。詳細な手順は、同社の公式Q&Aページで確認できる。

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