ASRock、AMD X870E/X870マザーボード5機種を発表!オーバークロック向け「Taichi OCF」から高コスパモデルまで
ASRockは7月18日、新たな製品ラインナップとしてAMD X870/Eシリーズのマザーボードを発表した。
新製品には、オーバークロック向けの「X870E Taichi OCF」、ハイエンドゲーマー向けの「Phantom Gaming X870 NOVA WiFi」、クリエイター向けの「X870 Taichi Creator」、配信者向けの「X870 LiveMixer WiFi」、コストパフォーマンスに優れた「X870 Pro-A WiFi」などが含まれる。
X870E Taichi OCFは、サーバーグレードの低損失PCBと22+2+1フェーズ110A SPS設計により、究極のオーバークロック性能を発揮するという。メモリレイアウトや計6基のM.2スロットを備えたこのモデルは、フロントおよびリアにデュアルUSB Type-Cポートを搭載しており、OC Formulaシリーズ初のAMDプラットフォームとして注目される。
一方で、クリエイターを支援するX870 Taichi Creatorは、高速ネットワークやストレージ接続を可能にし、2つのPCIe 5.0 X16スロットで高い生産性を実現。また、USB機器への安定した電力供給と低ノイズを実現するUltra USB Powerを搭載している。これにより、オーディオ機器や外付けデバイスの使用が一層快適になるという。
ゲーマー向けのX870 NOVA WiFiは、18+2+1フェーズ80A SPS VRMと8層PCBにより、妥協のないゲーミング体験を提供する。PD 3.0による急速充電機能も備わっており、追加アクセサリが不要でスマートフォンやタブレットの充電が可能だ。
配信者向けのX870 LiveMixer WiFiは、多数のUSBポートやデュアルPCI-Expressスロットで周辺機器の接続を容易にし、低遅延のネットワーク接続性を実現する。
最後に、X870 Pro-A WiFiは、16+2+1フェーズのVRM設計と効率的な放熱構造により、様々なアプリケーションで高いパフォーマンスを発揮する。最新のインターフェースにも対応しており、最新規格を手頃に活用したいユーザーに最適な選択肢となるだろう。

