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両社パートナー向けに再販/組込ソリューション販売プログラムも提供

「Oracle Database@Google Cloud」東京リージョンで提供開始

2025年06月24日 07時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 OracleとGoogle Cloudは2025年6月13日、OracleのExadata/Autonomous DatabaseサービスをGoogle Cloudのデータセンター内で提供する「Oracle Database@Google Cloud」を、Google Cloudのアジア北東1リージョン(東京リージョン)で提供開始したことを発表した。

 東京リージョンでの提供計画は、今年2月に発表されていた。

 Oracle Database@Google Cloudは、Google Cloudデータセンター内に設置された「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」プラットフォームをオラクルが運用管理し、「Oracle Exadata Database Service」などのデータベースサービスを提供するもの。Google Cloudで稼働するワークロードから低遅延でOracle Databaseを利用できる利点がある。同サービスはGoogle Cloud Marketplaceから購入が可能で、運用管理はGoogle Cloudのコンソールに統合されている。

 提供開始となったサービスは、「Oracle Exadata X11M」ベースの「Oracle Exadata Database Service」、「Oracle Autonomous Database」。さらに「Oracle Base Database Service」を近日中に提供開始する予定としている。

 また今回は、Google Cloudとオラクルのパートナー向けパートナープログラム提供も発表されている。パートナーは、Google Cloud Marketplaceのプライベート・オファーを通じて購入したOracle Database@Google Cloudの再販や、自社ソリューション/サービスへのOracle Database@Google Cloud組み込みが可能になる。この新パートナープログラムは、今後12か月以内に提供開始を予定している。

 なおOracleでは、同様の取り組みをAWS、Microsoft Azureとも展開している。Oracle Database@Azureは、今年2月にAzure東日本リージョンで提供開始していることを発表済みだ。

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