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Core Ultra 7とRTX 5060 Ti採用、PCゲーム初心者にもオススメな理由とは?

「自作は無理だけど唯一無二のゲーミングPCがほしい、しかもコンパクトで!」に対する、パソコンショップSEVENの回答がコチラ

2025年06月11日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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AAAタイトルもフルHDでしっかり遊べる!
コンパクトながら結構静か

──実際にZEFT Z56BCを動かしてみた印象は何かありますか?

中條氏:GPUにRTX 5060 Tiの16GBメモリーモデルを搭載していますので、ゲームなどが結構動くという印象です。実際に「Cyberpunk 2077」をZEFT Z56BCでプレーしてみたのですが、高設定のフルHDでもフレームレートは140fps出ました。また、レイトレーシングを有効にしてみても60fpsを発揮していましたし、さらに重いパストレーシングを有効にしても40fps以上は出ており、その性能の高さに驚きました。「モンスターハンター ワイルズ」でも、DLSSがオンでレイトレーシングは無効、解像度はフルHDといった自分が普段遊んでいる設定なのですが、ZEFT Z56BCは火山の揺らぎがあるシーンでは45fpsまで落ち込みましたが、それ以外では60fpsのパフォーマンスが出ており、結構快適に遊べました。ですので、フルHDであればZEFT Z56BCはゲーミングパフォーマンスに問題はなく、初心者にも安心してオススメできるモデルだと思います。

──ZEFT Z56BCの動作音についてはいかがでしたか?

中條氏:動作音についてはそれほど気にならないレベルでした。今回は、ディスプレーのスピーカーから音を出力してゲームをプレーしたのですが、ZEFT Z56BCの動作音がうるさいと感じることはなかったです。自分自身は音に関しては割と敏感なほうなのですが、ZEFT Z56BCはかなり近寄らないとその動作音が認識できない程度には静かです。

中條氏によるZEFT Z56BCの動作音はかなり抑えめだという

──BTOで何かオススメのアップグレードはありますか?

真重氏:ZEFT Z56BCは、コンパクトな構成ですので、カスタムに制限があることは事実です。ですが、その分構成が最適化されており、過不足のないパズルみたいに仕上がったモデルといえるのではないでしょうか。ZEFT Z56BCのアップグレードとしては、システムメモリーをLEDが光るタイプに変更したり、ケースファンも光るものに置き換えることでイルミネーションを楽しむことができると思います。また、Tower 100のフレームは冷間圧延鋼板と呼ばれる常温で引き延ばした鋼板が使用されており、剛性が高い点も注目してほしいです。さらに、腐食耐性も高いので、末永く安心してお使いいただけるモデルに仕上がっていると思います。

Tower 100の剛性は高く、腐食耐性も優れているため、長期にわたって安心して使用することができると話す真重氏

──Thermaltakeのラインナップを見るとTower 100には黒以外の色も見られますが、ZEFT Z56BCでは黒色モデルを採用した理由は何でしょうか?

中嶋氏:Thermaltakeさんは、Tower 100に黒色のほかメタリックゴールド、レーシンググリーン、ターコイズ、白色(スノウ)と4色のモデルが用意されています。今回、この中で黒色をご用意したのは、あまり奇をてらったものにしたくないという判断です。つまり、多くのお客様に受け入れられるようにオーソドックスな黒色でマシンを仕上げた形になります。とはいえ、これらのユニークな色を求むお客様はいらっしゃると思いますので、そういった方は弊社までご一報いただけると、代理店に在庫があるなどの入手できるかどうかが前提にはなりますが、極力対応させていただきます。

──中嶋さんはMini-ITXで自作されていたと聞きました。

中嶋氏:はい、僕はMini-ITXが好きで自作もしていたのですが、初めて自作をする方にはオススメし辛いです。また、部品付属の接続ケーブルは一般的なケースサイズを想定した長さのため、余った部分を限られた内部スペースに収納する必要があります。です。コンパクトなサイズは魅力的なんですが、それゆえに部品が入らない、物理的に干渉しないよう、部品サイズに注意が必要です。また、部品付属の接続ケーブルは一般的なケースサイズを想定した長さのため、余った部分を限られた内部スペースに収納する必要があります。ですが、ZEFT Z56BCであれば、弊社がその難儀となる組み立てを行っていますので、簡単にMini-ITXの恩恵を享受できる形になります。

Mini-ITXが好きで、かつて自作した際にかなり苦労したと話す中嶋氏

──ZEFT Z56BCについて組み立て側からの反応はいかがですか? やはり例に漏れず組み立て難いのでしょうか?

中嶋氏:まず前面と左右のガラスを外す必要があり、それが少し面倒とのことです。また、内部のケーブルもそれほど余裕はないですが、底部にかなり大きめなスペースが用意されているため、電源ケーブルなどの引き回しはそれほど苦労しないとのことです。

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