Core Ultra 7とRTX 5060 Ti採用、PCゲーム初心者にもオススメな理由とは?
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2025年06月11日 11時00分更新
CPUはTDP65Wでリテールクーラーでも十分冷却
サイドフロータイプへのカスタマイズもオススメ
──ZEFT Z56BCの標準構成ではCPUクーラーがCPUに付属する、いわゆるリテールクーラーになっていますが冷却性能は足りるのでしょうか?
中嶋氏:その点はとくに配慮してパーツの選定を行ないました。CPUは「Core Ultra 7 265F」とTDPが65Wのものをチョイスしていますし、ケースも冷却性能が優れるものを条件に選んでいます。余談になりますが、Tower 100はケース内部で下から上にエアーが流れるため、サイドフロー型のCPUクーラーであればより効率的な冷却が行なえると思います。
──ZEFT Z56BCを使用するメリットはどこにあると考えていますか?また、デメリットをあえて挙げるとすると何かありますか?
中條氏:メリットは先ほども話にありましたとおり、エアーが下から上へと抜ける内部構造だと思います。自分もTower 100とコンセプトと同じ少し大きなモデルである「The Tower 300」を使用していましたが、割とハイエンドな構成にしてもしっかりと冷却できていました。コンパクトなケースでは、内部で熱が籠る、いわゆる“窒息”が懸念されますが、このZEFT Z56BCではその心配はありません。その一方で、インターフェースが上部に位置するため、USBなどのケーブルの長さが少し必要になる点はデメリットといえるのかもしれません。普段1mのケーブルを使用する方であれば、ZEFT Z56BCの置く場所によるのですが、1.5mや2mなどケーブルに少し余裕を持たせたほうがいいと思います。
真重氏:ケーブルに多少の長さが必要になりますが、上部からインターフェースにアクセスできる点は非常に使い勝手がいいです。従来のケースですと、背面に回り込む必要があったのですが、このZEFT Z56BCであればケーブルの脱着や各種デバイスの接続が簡単です。前面に用意されたインターフェースだけじゃ物足りないと感じていた人ほど、このZEFT Z56BCの使いやすさに魅力を感じるのではないでしょうか。




