このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第533回
モトローラ「moto g05」は2万円で上質デザイン×賢いAIカメラ搭載のコスパ重視派も納得
2025年06月03日 17時00分更新
moto g05のオススメポイント
単眼カメラだがAIで美しい写真が撮れる
moto g05は5000万画素の高解像度シングルカメラを搭載し(2眼に見えますが、もう1つは環境照度センサー)、AIポートレート機能により、被写体を自動で認識し最適な設定で撮影できます。これにより、一眼ながら誰でも簡単に鮮やかで自然な写真を残せます。特に人物撮影では背景を自然に美しくぼかすことができ、SNS映えする一枚が手軽に撮れるのが魅力です。
ヴィーガンレザー仕上げの上質なデザイン
エントリーモデルでありながら、上質な手触りのヴィーガンレザーを採用した背面デザインは、見た目だけでなく手にしたときの満足感も格別。フレッシュラベンダーとミスティーブルーの2色展開で、ファッションアイテムとしても映える1台です。さらに、Gorilla Glass 3による耐久性も備え、安心感を与えてくれます。防水防塵性能はIP52なので、防滴レベルです。
モトローラならではの便利なMotoジェスチャー
moto g05には、モトローラ独自の「Motoジェスチャー」という機能が搭載されています。たとえば、端末を2回振るだけでライトが点灯したり、電源キーを2回押せばカメラが即起動するなど、直感的な操作で日常のちょっとした手間を省いてくれます。使い始めると手放せなくなる便利さで、他メーカーにはない体験ができます。
購入時に注意すべき点
ディスプレーの解像度が低い
moto g05のディスプレーは6.7型の大画面ですが、解像度はHD+(1604×720ドット)と、最近のスマートフォンとしてはやや低めです。そのため、細かい文字や画像を拡大して見るとドットの粗さが気になります。ただし、動画視聴やSNS、ウェブ閲覧などの日常使いでは十分な表示品質を保っており、高解像度でないゆえにバッテリー消費が抑えられるというメリットもあります。
おサイフケータイと5Gに非対応
NFCには対応していますが、FeliCa(おサイフケータイ)には非対応のため、モバイルSuicaやiD、QUICPayなど日本独自の非接触決済サービスが利用できません。一方で、Google PayなどのNFC決済は使えるため、キャッシュレス決済を重視しない人や、別の決済手段を持っている人には問題ではないでしょう。なお、マイナカードは2025年5月現在、対応端末入りはしていません。
また、最近のモデルにしては珍しく5G非対応です(さらにeSIMも非対応)。

この連載の記事
-
第558回
スマホ
手のひらサイズでサッと開く!モトローラ「razr 60」を使って感じた驚きの軽さと操作感 -
第557回
スマホ
「ハッセルブラッドウルトラクリア」で撮る世界に感動! OPPO Find X9シリーズは爆速快適に写真を撮りまくれる -
第556回
スマホ
世界初の「水冷」搭載ゲーミングスマホ「REDMAGIC 11 Pro」を日本上陸前にチェック! -
第555回
スマホ
プロ級撮影 × 超速ゲーム! 「Nubia Z80 Ultra」がもたらすハイスピード革命 -
第554回
スマホ
AI機能も強化のOPPO「Find X9」は特大バッテリーに高画質カメラを搭載! 日本上陸が待ち遠しい! -
第553回
スマホ
「Xiaomi 17 Pro Max」はiPhone 17 Pro Maxのようでサブ画面まで! ケースを付ければゲームも! -
第552回
スマホ
超人気ファンタジードラマとガチコラボの「realme 15 Pro 5G Game of Thrones」レビュー -
第551回
スマホ
Pixelの大画面はどちらが正解? Pixel 10 Pro XLと10 Pro Foldを比較レビュー -
第550回
スマホ
2万円台で11型&90Hzの快適さ! 「OPPO Pad SE」は動画と日常使いに最適な万能ミドルタブだ! -
第549回
スマホ
新生FCNTの“本気”を感じる8万円台ハイエンド「arrows Alpha」がかなりイイ! -
第548回
スマホ
AIスマートグラス対決! HTC「VIVE Eagle」とシャオミ「Xiaomi AI Glasses」を比較した - この連載の一覧へ
















