OWC、Thunderbolt 5対応ドッキングステーションをCOMPUTEXで発表 クリエイターは要チェック
2025年05月23日 14時00分更新
PC環境を支える拡張&保存の強力アイテム
■Express 1M2
「Express 1M2」は、USB4対応のポータブルSSD。最大3151MB/sの高速データ転送を実現し、4Kビデオ編集や大容量ファイルの移動にも対応可能だ。冷却性能に優れた凹凸のあるアルミ製筐体を採用し、ファンレス設計により静音性も確保している。バスパワー駆動のため、外部電源不要で持ち運びにも便利。対応OSはWindows、macOS、Android、ChromeOS、iPadOSと幅広く、1TBから8TBまでの容量をラインアップ。コンパクトなサイズながら、耐久性とパフォーマンスを兼ね備えた外付けSSDだ。
■ThunderBlade X12
「ThunderBlade X12」は、プロフェッショナル向けのポータブルRAIDストレージ。Thunderboltデバイスにも対応し、最大6600MB/sという高速データ転送を実現。12基のSSDを搭載可能で、最大96TBの大型容量になる。ファンレスのヒートシンク構造で静音性も確保。実機を見た様子だと「Express 1M2」をさらに拡張したような印象の製品だった。
■Envoy Pro mini
「Envoy Pro mini」は、USBメモリーのようなコンパクトさとプロ向けSSDの性能を両立した外付けストレージ。最大2TBのストレージ容量を選択でき、USB Type-AとUSB Type--Cの両方に対応するデュアルインターフェース仕様。アルミニウム筐体で放熱性と耐久性にも優れており、キーホルダーに取り付けて持ち運ぶことも可能だ。ちょっとしたデータ移行から高解像度メディアの持ち運びまで、軽快にこなせる点がグッド。
多様なニーズに応える、拡張性と携帯性のOWC製品
日々のPC作業やクリエイティブワークを一段と便利にしてくれる存在、OWCの製品を見ているとそう感じる。高速データ転送、柔軟なポート拡張、省スペース設計など、細部にまで配慮が行き届いており、あらゆる作業環境にフィットするのが魅力である。プロの現場だけでなく、PCの使い勝手を向上させたい全ユーザーにとって頼れるパートナーになりそうだ。
これらの製品は現在販売中で、どれも日常的に役立つ拡張性と携帯性を兼ね備えている。多彩なニーズに応えるOWCのラインアップから、最適な一台を見つけてほしい。

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