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COMPUTEX TAIPEI 2025レポート 第28回

横長のLCDディスプレー「XENEON EDGE 14.5 LCD Touchscreen」も気になる!

デュアルではなく“トリプル”チャンバーのピラーレスケース、CORSAIR新ケースが興味深すぎた

2025年05月23日 09時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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FRAME 4000D用カスタマイズパーツを採用したモデルも展示
横長LCDディスプレーがほしい!

 PCケースでは、従来のFRAME 4000Dに、カスタマイズオプションを使用して付け替えたモデルも展示されていた。フロントパネルを取り換えたモデルや、左サイドに新たに登場した横長のLCDディスプレー「XENEON EDGE 14.5 LCD Touchscreen」が搭載されたモデルが展示してあった。

FRAME 4000Dにカスタマイズオプションのパーツを装着した特別モデル

フロントインターフェースにはDACがあった

こちらは未発売モデルだが、スケルトン仕様の電源が搭載されていた

XENEON EDGE 14.5 LCD Touchscreenを左サイドに搭載したモデル

 XENEON EDGE 14.5 LCD Touchscreenは、2560×720ドットでタッチ操作に対応する14.5型LCDディスプレー。ディスプレー側はType-C、パソコン側にはHDMIで接続する。FRAME 4000Dに組み込む場合は、ケース内部から背面のビデオカードの外部出力にケーブルを伸ばすことになる。加えて、ケースの外でも使用可能となっている。XENEON EDGE 14.5 LCD Touchscreenは、日本でも6月に発売予定とのことだ。

14.5型でタッチ操作に対応している

 簡易水冷CPUクーラーは、新たに420mmラジエーターを搭載する「TITAN 420」が展示されていた。加えて、「NAUTILUS 360」は、ヘッドのLCDディスプレー周りのLEDを排し、ディスプレーが見やすくなっている。

420mmラジエーターを搭載する「TITAN 420」(写真中)

「NAUTILUS 360」

 ケースファンについては、「RS ARGB」と、回転数やファンブレード、LEDの数などが異なる「iCUE LINK RX RGB」「iCUE LINK LX RGB」「iCUE LINK QX RGB」が展示されていた。iCUE LINKのモデルは、ファンの外周と軸受部分にRGB LEDを搭載しており、吸気ファンとして取り付けた場合でも鮮やかなライティングが楽しめる「リバースローター設計」が採用してある。今回は展示されていなかったが、今後RS ARGBにもリバースローター設計のモデルを用意するとのことだ。

左から「RS ARGB」「iCUE LINK RX RGB」「iCUE LINK LX RGB」「iCUE LINK QX RGB」

 電源は、「RM750e」「RM1000e」にホワイトモデルが登場する。加えて、「HX1500i」やRM850xといったモデルに「SHIFT」を冠するモデルが登場する。こちらは、電源端子を正面とすると左側に各種ケーブル端子が配置されており、ケースに組み込んだ後でも抜き差しが容易になっているのがポイントだ。

RM1000eのホワイトモデル。ケーブルもホワイトだ

SHIFTモデル

端子が左側に配置されている

 以上がCORSAIRの新製品で気になったモデルとなる。個人的にはとくにAIR 5400 MID-TOWERとXENEON EDGE 14.5 LCD Touchscreenが気になっている。XENEON EDGE 14.5 LCD Touchscreenは6月に発売予定とのことだが、AIR 5400 MID-TOWERの発売時期はまだ未定となっている。気になる製品がある方は、今後のリリース時期の発表を待とう。

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