OpenAIは4月23日、「ChatGPT」に搭載されている画像生成機能について、APIの提供開始を発表した。
APIは「gpt-image-1」という名称。アプリやサービスに同社の画像生成機能を組み込むことが可能で、トークンの種別ごとに異なる利用料金が設定されている。
●トークン種別と利用料金(目安/100万トークンあたり)
・テキスト入力トークン(プロンプトテキスト): 5ドル(約700円)
・画像入力トークン(入力画像): 10ドル(約1400円)
・画像出力トークン(生成された画像): 40ドル(約5700円)
また、同日時点でAdobeのクリエイティブツールや「Figma」「Wix」など、複数のサードパーティー製品に導入されており、それぞれのアプリやサービスから、gpt-image-1を活用した機能を利用できるという。
Adobe’s creative tools, including its Firefly and Express apps, will integrate gpt-image-1, giving creators the choice and flexibility to experiment with different aesthetic styles. pic.twitter.com/0ZsaeE5nSU
— OpenAI Developers (@OpenAIDevs) April 23, 2025
ChatGPTの画像生成機能は、3月25日のアップデートで性能が大きく向上。単純な画像の生成から図解入りのポスターの作成まで幅広く対応できることが、SNSを中心に話題となっている。
特に欧米や日本では、本機能を利用して顔写真などを”スタジオジブリ風”のイラストに変換する使い方が流行。ハッシュタグが作られるほどの人気を集めた一方、一部の専門家からは権利侵害の可能性を指摘する声も挙がっている。
